こんにちは!!
失敗させない鑑定師 石橋ゆうこです。
今回は、四柱推命理論がどれほど日本人に浸透しているか、お教えしましょう。
2月4日は、立春、暦の上では春になりますね。
太陽パワーは、1月の土用の月を終えて、早くも春の陽射しとなっています。
四柱推命では、立春2月4日からを新しい年と考えます。
ですから、日本では、2月3日は、新しい年が良い年となるように豆まきをして邪気を追い払う習慣があります。
「鬼はー外! 福はー内!」この豆まきには意味があります。
お子さんのいないお宅でもやって頂きたい風習です。
・陰陽五行について
四柱推命は、的中率ナンバーワンと言われています。
なぜそんなに当たるのでしょう?
前回、その時の宇宙、地球パワーを読み取り、宇宙パワーは24節気で表し、
その宇宙パワー=太陽のパワーは、十二支に落とし込まれていると説明しましたね。
それでは、もう一つの地球パワーをどのように表しているかお教えします。
地球上の森羅万象は、全て陰陽五行で説明することができます。
その陰陽五行、とても奥が深いんです。
正に、四柱推命の理論そのものなんですよ。
・陰陽とは?
まず、今回は、「陰陽」についてお話ししましょう。
陰陽って並びは、陰陽師(おんみょうじ)で見たことある方もあるのでは?
この世の根本は、全てこの「陰陽」2つのカテゴリーに分けられます。
太極図って、知ってますか?
韓国の国旗にもつかわれていますね。
下の図は、太極図です。「陰陽」を示しています。
これは、一日の陰と陽のバランスを示したものです。
白い部分は、昼。「陽」を指します。
黒い部分は、夜。「陰」を指します。
白い部分でしっぽのように細いところは、明け方の5時や6時ごろ。
「陽」が少しずつ増してきています。
黒い部分で細いところは夕方の5時や6時ごろです。
「陰」が少しずつ増してきています。
白が最も太くなったところは、午後2時ごろでしょうか。
黒が太いところは、真夜中の2時。。草木も眠る丑三つ時。。。です。
もっとも陰気が満ちている時間帯です。
この絶えることのない、「陰陽」の流れが、この地球上を支配している限り、生き物は命をつないでいけるのです。
地球は、太陽の周りを自転して昼と夜を作り出しているために生命が誕生したのです。
もし、地球が自転を辞めたら、すべての生命は死滅してしまうでしょう。
地球は、プラスとマイナスの大きな磁場によって引き合っています。
プラスとマイナス。。これも「陰陽」です。
その為に、海は引き潮、満ち潮を生じます。
人は、満ち潮に生まれ、引き潮に亡くなると言われています。
「明けない夜はない」と言いますが、人生もまた同じこと。
この世に生を受けた私たちの人生にも、夜もあれば昼もある、引き潮もあれば、満ち潮もあるのです。
私たちの体もすべてが「陰陽」に支配されています。
昼は活動して、夜は眠ります。
たまに夜行性の方もいらっしゃいますけれど。。。
息を吸って、吐き出します。
心臓も動脈から、静脈へと流れます。
栄養を取って、排出をします。
絶えることのない陰陽の繰り返しが、命の源です。
植物、動物、昆虫、すべては、オスとメスに分かれています。
オスを「陽」、メスを「陰」と分類します。
陰と陽の交わりにより新た命が誕生する。
絶え間なく命が受け継がれていきます
概念的に言えば、「陰」は受動的、「陽」は能動的な状態といえます。
具体的に言うと—、
「陰」は、暗、軟、冷、静、影、裏。。。
「陽」は、明、硬、熱、動、光、表。。。
すべてが反対に位置します。
この世の全てに、表と裏があり、光と影が存在するのです。
とかく今の世は、明るい、前向き、行動的、といった陽の部分をよしとします。
しかし、時には立ち止まり物思いにふけり、反省をして、静かに過ごすことが人間には必要です。
常に走り続けていたら疲れ果ててしまいます。
あるグループで、皆が陽の人で、飲み会、イベント、を発案してやる気だけが人一倍みたいな人しかいなかったとしたら。。。
きっと、計画倒れになってしまいます。
緻密に計画のできる人、裏方に回って準備のできる人、人と交渉ができる人。陰の力は大いに発揮されるのです。
最後に、ミクロの世界をみてみましょう。
物質の基本単位は、原子です。
原子は、「陰」としての電子と、「陽」としての原子核に分類できます。
さらに原子核を見ていると、基本粒子であるレプトンとクオークに分かれます。その組み合わせは常に陰と陽からなりたっています。
では、マクロの世界は?
地球は、磁場によって引き寄せられて、太陽の周りをまわっていましたね。
もうお分かりですよね?
この世の全ては、ミクロの世界もマクロの世界も、「陰陽」の2つのカテゴリーに分類されおり、絶えることなく繰り返されているということが!!
地球パワーを支配する陰と陽についてご理解いただけたら嬉しいです。
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