車を運転する人間にとって、警察に車を停められることほど嫌なものはない。更に違反切符を切られるのはもっとうんざりする。
でも、もしそれがハッピーな展開だったら?
例えば、昔懐かしい人物との奇跡の再会となったらどうだろう?
そんな過去の懐かしい思い出と再会することになったのが、マイケル・パッターソン巡査だ。
彼は今年6月初旬にいつものように交通違反取締を行っていた際、ある車を停め職務質問をしようと助手席側に回った。
すると、車の男性はニュージャージー州ピスカタウェイの元警察官マシュー・ベイリー氏であることが判明。ピスカタウェイ出身のパッターソン巡査はその元警察官と思わず話を始めたのだった。
すると、なんと二人には同じ街出身ということだけでなく、パッターソン巡査の人生に大きく関わっていたことが判明したのだ!!
マシュー・ベイリー氏は警察官として長年勤めあげ定年退職した人物である。そして彼とパッターソン巡査は、実は27年前に出会っていたことが話の中で分かったのだ。
パッターソン巡査は、「ポー・プレイス」という場所で育ったのだが、ベイリー氏はその名前にハッキリと覚えがあった。「その場所聞き覚えがある。なんだったかな・・・」そして、ベイリー氏は思い出したのだ。自身がまだ駆け出しの新人警察官だった頃、そこである女性の出産に立ち会い、1人の赤ちゃんを取り上げたことを。
その赤ちゃんこそがパッターソン巡査だったのである!!
「私の名前はマイケル・パッターソンと言います。あの時、私を取り上げてくださりありがとうございました。」
27年後の奇跡の再会。しかもその赤ちゃんも警察官。二人の間には感極まるものがあった。
二人はそのあと一緒に写真を撮り、後日パッターソン巡査はベイリー氏の自宅に母親を連れていき、3人で再度写真を撮った。この話と写真はニュージャージー州警察Facebookでもシェアされた
Facebookには以下のようなコメントが添付されている:
「この話は非常に励みになり、シェアすべきだと決断しました。基本的には警察官として過去に助けた方と、後にこのような形で再会するチャンスは滅多にないのです!」
こんなハッピーな展開になるなら、警察官に車を停められるのも悪くないかも?!
【ODDEE】