予感通りに頭上に現れた大群
この写真は筆者のiPhoneのカメラでビデオ撮影したUFOの大群の一部だ。あまりの凄い光景に久しぶりに腰を抜かしてしまうほどの遭遇体験だった。iPhoneのビデオでも映るくらいだから普段UFO観測会などで愛用しているデジタルビデオカメラだったらどれくらい素晴らしい映像を撮影できただろう、と地団駄を踏んだ悔しい事例だ。というのも、この日、自宅を出る時にふと空を見上げた時に「今日はUFOが出るな」と感じていたからだ。しかし、仕事で先を急いでいた私は自分の中の声なき「声」に対して行動で示すことができなかったのだ。この時、部屋に戻り、ビデオカメラを持ち歩いていたら…!こんなことを書くと読者の皆さんは「筆者はそんなにUFOの動向がわかるのか?」という質問が飛んできそうだ。
写真①
2017年12月3日、神奈川県海老名市の駅前で筆者が撮影した謎の発光体の大群の一部。かなりの高空だが、空一体を埋め尽くすほどの発光体が音もなく浮かんでいた。この大群に気が付いたのは、低空で飛ぶ一機の楕円形の発光体を発見し、それを追いかけて見つめていたところ、別な二機のところへ合流し、合計三機の編隊のように見えた。その遥か頭上にこの大群を見つけ、一人海老名駅前で腰を抜かして眺めていた。
笑われるかもしれないが、私には一種のUFOセンサーのような感覚があり、UFOが近くにいる時、特に遭遇する当日にそれがわかるのだ。まだご紹介している写真の数は少ないが、これまでご紹介してきた筆者撮影の事例だけを数えて頂いてもかなり頻繁にUFOに遭遇していることがお判り頂けると思う(実際には100回をゆうに超えるほどの遭遇をしている)。UFOは常に我々の頭上、空を飛んでいて、誰でも見ることができる、というのが私の数多くの体験から導き出した結論だが、空を飛んでいることに気が付かなければ見ることも撮影することも叶わない。筆者は30年近くもUFOを追い求めてきた経験値もあり、遭遇するコツを掴めたのかもしれない。いずれにせよ、この日も確かに「UFOはいる!」という感覚があり、その結果がこの撮影につながったと言える。
予感があっても実際には見えないUFO
さて、このUFO出現に伴う予感だが、冷静に考えると、そもそもUFO側が「何か」を発しているのか、それとも単に私のセンサーが異常発達しているだけなのか、これはまだわからない。ただ、結果としてUFOの出現があり、時として撮影などをして証拠を残すことができるのだ。こうした一連のUFO遭遇の中で、ごく初期の頃は「UFOが近くにいる!」という感覚と、実際の目撃・遭遇とが一致しないことが多かった。そんな中で当時の私を勇気付けた事例があった。1993年、私がまだ23歳だから四半世紀も前のことだ。当時、住んでいた東京の三鷹市や会社があった四谷近辺で少しずつではあるがUFOを見るようになっていた。ある時、四谷駅に向かって歩いていると、まさに円盤のような丸い板が飛んでくるのを肉眼ではっきりと見た。青空をバックに金色に光りながら一直線に頭上を飛ぶ物体だ。やがて銀色からグレーにみるみるうちに色が変化していく様子までハッキリと確認できた。そんな目撃をした場所とほぼ同じ場所である時「UFOがいる!」という感覚を覚えた。そこで「見られているような」気がする後ろを振り向き、気になる方向を『写ルンです』で撮影。もちろんその時UFOは見ていない。何か別なものが飛んでいる様子も、ない。ところが現像してみるとお椀のような飛行機やヘリコプター、風船とは違う何かがハッキリと写っていたのだ!これは当時、嬉しかった事例の一つだ。
写真②
1993年6月17日、四谷駅に向かう途中、UFOが近くにいるような感覚があり、気になる後ろ側を撮影した。すると雲間を尾を引くような軌跡にも見えるお椀型の真っ黒い物体が写っていた。写真は当時所属していた日本GAPの機関紙で紹介された。しかし文中にあるような「アダムスキー型円盤をよく見る」というのは事実と異なる。
こうした事例、つまり気になる空を撮影したらUFOが写っていた、という事象は私の仲間でも起こっていることがわかってきた。こうした他の事例からも、やはりUFOを時々目撃し、撮影する人はUFOと言語によらない何らかのコミュニケーションをとっているのはないかという推測が成り立つ。そうした人たちも一回きりではなく、度々撮影に成功しているからだ。ところで、今年1月にも同じ海老名市で私は超低空で飛ぶ不思議な輝く物体を撮影した(この時は予感に従い、ビデオカメラで撮影)。その直後、全体を俯瞰するためにショッピングセンターの屋上へ移動し、物体が飛び去った方向を写真撮影したところ、以下のような不思議な物体が写っていた。もちろん、この時も肉眼では何も見ていない。しかし、直前にUFOを撮影している、という状況から、何か関連があるようにも感じるのは私だけではないだろう。(以下、次号)
写真③
2018年1月14日、伊勢原市にある大山方向に飛び去った楕円形の物体をビデオカメラで撮影した筆者が、直後に記録用にiPhoneのカメラで状況写真を撮影。すると不思議な物体が数枚に渡って写り込んでいた。別なカットでは丸い輪郭がぼやけた物体も確認できる。いずれもポイントは自分の肉眼では見ていないという点だ。
参考文献
「UFO Contactee」123号 日本GAP
日本UFO調査・普及機構
代表 加藤純一
公式ホームページ
講演のご依頼などはTwitterで@UFO_Jun
電子書籍「UFO-飛翔体 遭遇とその軌跡」