2018年7月20日(金)に、シベリア、サハ共和国(別名ヤクーチア地方)で真昼間に突如気温の低下と共に真っ黒な雲が空を覆い、3時間にわたって暗闇に包まれるという奇妙な現象が起き、住民が恐怖に怯えた。いよいよ宇宙人が地球に攻め込んでくるのか、はたまたロシアが新たな核実験を行った影響かなど様々な憶測が飛び交った。
真っ黒な雲に覆われるこの現象はなんと、イギリスの全面積と同じくらい広範囲にわたって起きた。現在までに原因について公式発表はなく、政府も困惑した様子だ。
専門家の多くは隕石衝突による粉塵、秘密裏に行われた新たな核実験などを現象の原因として挙げたが、当該地域に影響を与えるような隕石衝突も核実験も皆既日食も報告されていない。
「アメリカの衛星が光を放って、その後放射能レベルが上がったとか、軍が妙な動きをしているとか色々な噂が広まっているよ。でも私たちにはそれが本当か嘘かなんて知らされることはない。」とエヴェノ・ビタンタイの住民は語る。
また、他の住民は昼間だというのに家の中で電気を付けないと何も見えず、外に出るには懐中電灯が必要だったと語る。しかし、民は外の空気に何か重苦しいものを感じて、外に出ようとする人は殆どいなかったそうだ。
今なお公式見解が発表されない今回の奇妙な現象。一体原因は何だったのだろうか・・・。