骸骨からビール瓶まで、陰謀論者たちは様々な奇妙で素晴らしいものを火星表面に発見したとよく主張する。そしてこの赤い惑星で最新の発見とされているのは、なんと「レジ」か「タイプライター」と思しき物体なのだ。
問題の画像は昨年8月にNASAの火星探査機「キュリオシティ」が撮影したもので、ぼんやりと見えるその物体はいわゆる「レジ」のようにも見える。もちろん、ただの岩の可能性もあるが。
イギリスのブリストルに拠点を置き、定期的に陰謀論的動画を配信するYouTubeチャンネル「ArtAlien TV」は新たな動画をアップし、この物体は「レジ」か「タイプライター」のようだと主張。
「確実にそれと断言する訳ではないが、形やボタン、レバーのように見えるものから、レジのように見える。」
「もしかしたら、1940年代に第二次世界大戦で使われていた「暗号機」のようなタイプライターかもしれないし、エンジンなど何かしらの機械かもしれない」
更に、NASAが火星画像を低解像度で撮影するのは、火星に以前存在した文明の証拠を隠すためではないかとの説明が続く。だから、1940年代よりもこうした探査機画像品質が低いのではないかというのだ。
とはいえ、もちろん「ArtAlien TV」がいうようにこの物体が「レジ」や「タイプライター」であるという主張に皆が納得しているわけではない。
「UFO調査マニュアル」の著者、ナイジェル・ワトソン氏はMailOnlineにこう語っている:
「もしかしたらこのレジはUFOカンファレンスのチケットを販売するために使われたのかもしれません。もしくは、タイプライターは時代遅れ(前世紀的)だと気付いた著名な宇宙人作家が昔使っていたものなのかもしれません。」
「あるいは・・・これを明らかにしてしまうとショックを受けるかもしれませんが、模様があるただの岩の可能性もあります。難しいところです。」
一体この物体は何なのだろうか。ただの岩だと言われてしまえばそれまでだが、それにしては模様が複雑過ぎるような気もする。今後、NASAがもう少し火星探査機の画像解像度を上げてくれることを期待したい。
【ソース:Daily Mail】
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