日本時間14日深夜NASAが緊急記者会見を予定!太陽系の「海洋世界」について新たな発見か?!

日本時間14日深夜NASAが緊急記者会見を予定!太陽系の「海洋世界」について新たな発見か?!

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NASAが東部時間13日午後2時(日本時間14日午前3時)に、太陽系の「海洋世界」について重大発表を行うことが明らかになった。カッシーニ探査機とハッブル宇宙望遠鏡を通し、新たな発見があったというのだ。
「これら新たな発見は、NASAが2020年に発射予定のエウロパ・クリッパーミッションや地球外生命体の探索を含め、未来の太陽系海洋世界探査に大いに役立つ」とNASAは語る。
詳細は木曜日に明らかにするとし、それ以上の情報は開示されていない。

 

記者会見はワシントンのジェームス・ウェブ講堂」で行われる予定で、国中から専門家がオンラインで参加する。その中にはカッシーニチームのメンバーも含まれており、発表は木星の衛星エウロパか、土星の6番目に大きい衛星エンケラドスについてではないかとの憶測が飛び交っている。

 

木星の衛星エウロパは地球外生命体を探索するにあたり、太陽系の中で最も興味深い衛星だ。太陽から804,672,000km離れたこの惑星は氷の表層の下に巨大な液体の海が広がっており、太陽系で最も生命存在の可能性が高いとされている。そのため、今回のNASAの発表が地球外生命体の発見についてではとの憶測もある。

 

 

宇宙学者たちはエウロパの海は岩石のマントルと繋がっていて、様々な興味深い化学反応を起こしている可能性があると考えている。

 

専門家たちは、今回の発表は直接的な生命の証拠とまではいかなくても、生命発見への一歩となる内容ではないかと語っている。

 

発表は2012年にエウロパで観測された水蒸気の噴出に関わることではないかとも考えられている。サンアントニオにあるサウスウエスト研究所のロレンツ・ロス氏はこう語る:
「もし水蒸気噴出がエウロパの地下にある海と繋がっているとすれば、将来的に氷の表層を掘削せずとも、生命が存在し得る環境の化学的構造を直接調査することができるということです。これは非常にエキサイティングなことです。」

 

 

ワシントン大学の宇宙科学者ビル・マッキノン氏もBusiness Insiderに今回の発表は水蒸気噴出に関することだろうと語っている。「私は何の内部知識も持ち合わせていませんが、水蒸気噴出の詳細であれば素晴らしいことです。」(同氏)

 

 

とはいえ、ハッブル宇宙望遠鏡の計器はエウロパの地質観察や、噴出した水蒸気に含まれる成分分析をするようには作られていないため、このような発表はありそうもない。
一体どんな内容となるのか・・・14日深夜の発表に期待しよう。

 

【ソース:Daily Mail

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