アイルランドのある学校で、霊の仕業と思える不可思議な現象が監視カメラに映り込んだ。
その映像が撮影されたのはアイルランド・コーク州にあるDeerpark CBSという学校である。
以前から不可思議な現象に見舞われるとされるその場所に動体検知監視カメラを設置したところ、驚愕の現象が映し出されたのである。
問題の映像を見ると、まず廊下の先のドアが勝手に開いたかと思うと勢いよく閉まる。次にロッカーらしきものがまるで怒りに任せるかのように激しく前後に揺らされ、続いて別のロッカーの扉がにわかに開き中の紙が床に散らばった。
そして最後は床に置いてあった案内板のような物が突如吹っ飛び破壊されたのだ。
校長のケビン・バリー氏は「我々が学校内の動体検知反応の警報を受けて、学校に戻り映像を確認したところ、これが映っていたのです。真夜中のことでした。」
「映像を見て我々は非常に困惑しました。一体なんなのかと。ですが、この場所が何か奇妙だとは薄々感じていました。ここを通る際、妙な寒気を感じる人が多いからです。」
「さらに興味深いことに、ある教員が自身のペットを学校に連れてきた際、絶対にこの場所の方向には行きたがらなかったのです。」
バリー氏はこれが学校に仕掛けられた誰かの「よく出来た悪戯」なのかもしれないが分からないという。「私は霊現象に対しては懐疑的なのですが、これが悪戯なのか、何なのか分からないので、とりあえずFacebookに映像を上げてみようということになりました。」
「誰かが悪戯を仕掛けただけなのか・・・ここは非常に古い建物で、長い歴史があります。
古い方の建物にいる人達はいつも何か奇妙な音を聞いたりしているのですが、実際にそれを捉えた映像はこれが初めてです。」
「実は紙がばら撒かれているのもしょっちゅうなのですが、何が原因なのか分からず、ずっと生徒がやっているのだろうと思い込んでいました。」
ちなみに、今回この廊下に続く場所に取り付けられている他の動体検知監視カメラは何の反応もしていないという。もしこれが人の仕業であれば、この廊下に向かう人の動きに反応してしかるべきだが、他のカメラは全くの無反応だったというのだ。
反応したのはポルターガイスト現象が起きた場所にある監視カメラのみ。
一体この場所には何がいるというのだろうか・・・。
【ソース:Daily Express】