アメリカ西海岸ロングビーチにあるクイーンメリー号をご存知だろうか。1936年~1967年にかけて北大西洋を横断する定期便として運行していた豪華客船だ。
現在はホテルやレストランとして利用されているが、別名「呪われた豪華客船」とも呼ばれおり、たびたび船内で幽霊が目撃されている。
今回、ゴーストハンターのザビエル・ハンター(38)が深夜一人でこの船を調査し、その様子を自身のビデオカメラで撮影した際、気味の悪い現象がビデオに映り込んでしまった。
問題動画はエンジンルームを調査するザビエルの様子からスタート。ここには以前から「エンジンルームの幽霊」と呼ばれる霊が存在すると噂されている場所だ。ザビエルによれば昔ある殺人事件が起きた際に、遺体がこのエンジンルームに遺棄されたことがあり、それ以来殺害されたその男性がエンジンルームを歩き回っているという。
そんな話をしながらザビエルがカメラを回した瞬間・・・!
彼の後方に誰かが写っているのが確認できる。
スローモーションで再度確認すると、シンプルなTシャツとパンツを履いているように見える男性がこちらをジッと見ているようだ。
ザビエルは後に、霊が姿を現したあの瞬間、実はエンジンルームの気温が急に下がり、背筋が凍るような感覚を覚えたと話している。
しかしそのすぐ後、さらなる恐怖をザビエルを襲う。
ザビエルが「非常口」と書かれたドアを開け中に入ろうとすると、奥から女の子がナーサリーライムを歌っているかのような歌声が聞こえるではないか・・・!
この2つの現象はこれまで撮影してきた霊障の中でもトップに入るものらしい。
「ゴーストハンターとして、呪われた場所を調査した際これこそが我々が撮りたい動画なのです」とザビエルは話す。
「姿を現した霊の姿は興味深いですね。まるで現代の男性のようにTシャツに茶色っぽいパンツかハーフパンツのような服を着ている。ただし、あるべき足が在りませんでしたが。」
「また、男性は半透明でした。恐ろしいのは彼が真っすぐ私を見ていたようにみえることです。」
もっと恐ろしいのは、間違いなく撮影当時エンジンルームには彼一人しか居なかったのは確かだという事実だ。
さらにザビエルは船内のセカンドクラス・プールで溺死したジャッキーという小さな女の子について言及。そして動画で聞こえる女の子が歌っているような声はジャッキーのものかもしれないと語った。
「ドアを開けるとハッキリと小さい子どもがナーサリーライムを歌っているのが聞こえた。そのエリアに足を踏み入れると、今度は小さい子どもが泣いている声が微かに聞こえたんだ。」
「それが何なのかわからない。でももしかしたら僕はジャッキーの霊とコンタクトが取れたラッキーな人間の1人なのかもしれない。」
ロングビーチに訪れた際には、クイーンメリー号を散策してみてはいかがだろうか。