ハロウィンの季節ですね。日本では可愛らしいカボチャやクモ、ガイコツでデコレーションして仮装して楽しむ行事のように思われていますが、実はハロウィンはこの世とあの世が最も近くなると言われている日でもあります。
そこで本日はハロウィンにふさわしい「怖い話」をお届けします。
Lyshの体験談:
ある晩のこと。その日私は家に一人でした。怖い映画を観たあと友達と電話をしながら2階に上がり自分の部屋でくつろごうとしていたところでした。
私の部屋に入るには両親の部屋を通る必要があるため、部屋の電気を点けると、そこには身の毛もよだつようなものが居たのです。
血だらけの破れたドレスを着た花嫁がナイフを持って私に向かって不敵な笑みを浮かべながらどんどん近付いてくるのです。
やっと自分の部屋に辿り着きベッドの角に座って電話の向こうにいる友達に今見たものを話しても、友達は冗談だと思っていました。とにかく、両親が帰ってくるまで電話を切らずにいてと必死で頼んだのを覚えています。
その約1週間後のことです。洗面所で顔を洗っていると、廊下から近づいてくる足音が聞こえてきました。顔を上げて見てみると、両親の部屋から暗い人影が近づいてくるのです。しかも今回は血だらけでそこらじゅう破けた新郎の衣装を着た男がナイフを頭の上まで掲げて凄味を帯びた顔で私を睨んできました。その瞬間、父が帰宅しその影は消えました。
その後、2ヶ月後の誕生日までは何も見ることはありませんでした。その日、私と4人の親友はベースメントで色々な話をしながら過ごしていました。そして友達が、お腹が空いたというので上の階に上がるため階段の電気を点けたその時でした。階段の一番上に小さな女の子が立っていたのです。まるで私を待っていたかのように小さなナイフを私に見せ、その後自分の破れたドレスを見つめていました。
それ以来、直接目で見たことはありませんが、今でも一人の時や友達と二人きりの時に耳を澄ますと近付いてくる足音が聞こえてくることがあり、時折友人も暗い影が近づいてくるのを目撃しています・・・。
怖いですね~。一体血だらけの新郎新婦と小さな女の子にはどんな関係があるのでしょうか。。。筆者も両親の寝室から甲高い笑い声が聞こえてくるという身の毛もよだつ体験をしたことがありますが、その話はまたいつか。