「ゴン・ゴイ」というお化けの話しを聞いたことがあるだろうか。というのもこのお化け、主にタイで伝承されているお化けなのだ。
この「ゴン・ゴイ」が最近ラオス・ルアンナムター郡の道路脇で目撃され撮影に成功したとのことで、ネット上で大きな話題になっている。
「ゴン・ゴイ」は一本足の子どものお化けで、森の中に住んでおり、ピョンピョン飛び跳ねながら移動することで知られている。一説によれば、このお化けはひたすら「ゴン・ゴイ!ゴン・ゴイ!」と繰り返し叫びながら移動することからこの名が付けられたと言われている。過去の目撃場所の多くはキャンプ場で、キャンプ中の人間の足から血を吸おうとするなどとまことしやかに噂されている。しかし、「ゴン・ゴイ」の餌食にならない唯一の方法が足をしっかり寝袋に入れて寝ることだという時点で、若干独創性に欠けた「キャンプ・ファイアの怪談話」のように思えるのだが・・・。
何はともあれ、問題の動画を確認してみよう。
確かに白い服に1本足、長い黒髪に見える子供くらいの生物が道路脇の草むらをピョンピョン跳ねながら移動しているのがハッキリと見てとれる。かなり気味が悪い。
悪戯だとしたら相当悪趣味だ。
元々Chantha Sitoulukという人物がFacebookにアップした動画なのだが、既に400万回以上再生されており、様々な議論はあるものの、タイ人の多くはこれを本物の「ゴン・ゴイ」だと信じているようだ。
当然ながら、人間がお化けの恰好をして飛び跳ねているだけだという説明が最もらしいが、それでもやっぱり・・・怖い。