海外の心霊体験シリーズ16 「家の護り人スチュアート」

海外の心霊体験シリーズ16 「家の護り人スチュアート」

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【By:milky:グァム】
私の母が生まれた国では、家にはそれぞれ守護霊のようなものが存在すると信じられています。私が思うに、家主が家をポジティブなエネルギーで満たせば家の中で安全に生活できるし、逆にマイナスエネルギーで満たしてしまえば、泥棒に入られるなど安全を保てなくなるのだと思います。

 

つい最近まで19年間暮らしてきた実家でも小さい頃からその「守護霊」に関する体験をいくつもしてきました。

 

私の母はキャビン・アテンダントなので夜遅く帰宅することが多いのですが、私が5歳くらいの頃でしょうか。母が夜帰宅し玄関を開けると、廊下の端にあるバスルームから私が笑っている声が聞こえる・・・ということが数回あったそうです。5歳の子供が夜遅くに起きてバスルームにいるなんて奇妙ですよね。母がバスルームを見に来ると、大抵私はシャワー室の中の何か(母には見えません)を見ながら息ができないほど大笑いをしていて、声を掛けても母に揺さぶられるまで気付きませんでした。
そしてやっと母に気付いた私は「あーあ。ママがスチュワートを怖がらせちゃったじゃない」と文句を言う・・・そんなことが10歳になる頃までほぼ毎月ありました。

 

また、たまに夜目が覚めてしまい廊下の方を見ると(両親は異常に心配性だったため、ドアを開けっぱなしで寝ていました)部屋のドアの前に背の高い男性が立っているのが見えました。彼はドア枠より高かったので2mくらいはあったでしょうか。ドアの外に立ち、かがんで顔を覗かせて私がちゃんとベッドで寝ているか確認するのです。大抵彼は私に優しく微笑み、次に弟の部屋を確認し、最後に両親の部屋を確認するのが彼の日課のようでした。その現象が初めて起こり始めた頃はよく、彼の後を付いて両親の部屋まで行き、彼が寝ている両親を確認した後消えていくのを見ていました。そして両親を起こしては妙な男性が家にいたことを話していましたが、段々その話をするたび両親がパニックになることに気付き、話さなくなりました。

 

スチュアートは、母がたまたま彼が食べたい物を作ると、母の眼鏡を落としたりしてイタズラをするのも好きでした。ですので、我が家では美味しいものを作ると必ず彼の為に小さなお皿に分けておきます。時々、それが無くなっているのは彼が食べているのでしょうか。

 

他にも、子どもの頃眠れない夜があると、部屋のオルゴールが鳴り始めることもありました。私は可愛く小さな東洋人の女の子で、オルゴールは部屋で一番背の高い棚の上にありましたから、当時手が届くはずがありません。そのシンデレラ城のオルゴールでスチュワートが必ずかけてくれるのが「夢はひそかに A Dream is a Wish Your Heart Makes」でした。スチュワートは当時の私の夢がプリンセスになることだと知っていたからでしょう。

 

私の今の彼氏も霊に敏感で、初めて彼氏を実家に連れてきた時、彼氏はスチュアートのことをとても親切な霊だと思ったそうです。彼氏もスチュアートに関する体験がいくつかありますが、それはまたの機会に。

 

今でも実家に泊まると、スチュアートが各部屋を見回っているのが見えます。私はいまだに実家ほど安全だと思える場所はありません。

 

【ソース:Your Ghost Stories

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