アメリカの都市伝説、スレンダーマンをご存知だろうか。
その特徴は背が高く、痩せていて、手足が異様に長く、大抵は黒いスーツを白いシャツを着ているらしい。ところが、頭に顔はなく、のっぺらぼうなのだ。子供がターゲットにされることが多く、その姿を目撃した者は危害を加えられたり、失踪すると噂されている。
そんなスレンダーマンを不運にも目撃してしまった不運な男性がいた。
撮影された詳しい場所は明らかにされていないが、この男性が好んでよく行っていたアメリカの某キャンプ場の森の中のようだ。
問題の動画を見ると、男性はテントの外で物音がしたと言って原因を突き止めるため真っ暗な森の中へと一人入っていく。恐怖に震えている様子が声から伝わってくる。何か生き物がいたのかと更に歩いていく男性。
しばらく木々の間を歩いていき、後ろを振り返ろうとしたその瞬間・・・!
恐怖が訪れた。
白い、異常なほど痩せた人間のような姿をした異形のモノが男性の目の前に現れたのだ。
見た目はまるで映画「スレンダーマン」に出てくるアレだ。
男性はあまりの恐怖に呼吸を乱し走って逃げようとしたところで動画は突如終わっている。
「スレンダーマン」の起源は結構最近で、2009年にインターネットフォーラムで話題に出たのが最初である。それ以来、スレンダーマンの噂は瞬く間に広がり、目撃証言などもあがるようになっていた。
YouTubeチャンネルNv Tvによれば、撮影をしたはずのこの男性はそれ以来自宅に戻っていないという。彼のビデオカメラはもちろん、車、持ち物にいたるまで全てキャンプ場に取り残されたまま失踪してしまったのだ。
最近ネット上にアップされたこの動画を見たネットユーザーの間では本物のスレンダーマンだと確信している人の方が多い。
「出た。本物だよ」
レンダーマンの類だよね。逆に他に何だっていうんだよ」
もちろん、中には映っているスレンダーマンが動いていないなどフェイクを疑う人達もいるが、であれば全ての持ち物をキャンプ場に取り残して失踪する意味がどこにあるのだろうか。
やはり世の中には我々の知らない異形の者達が影を潜めて生きているのかもしれない。