スウェーデン:マンホールの蓋にあるKまたはAの文字
4マンホールの蓋など普段気にも留めないかもしれないが、スウェーデンの一部の人達の間にはマンホールの蓋に書かれた文字によって、幸運を招くか、不運を招くという迷信があるらしい。
伝説では、Kの文字があるマンホールの蓋を踏むと幸運が訪れるらしい。というのも、Kはスウェーデン語で愛を意味するからだとか。逆にAの文字はスウェーデン語で失恋を意味するため、そのマンホール蓋を踏んでしまうと不運が訪れると言われているらしい。
実際のところ、マンホールに書かれたKはKallavatten(きれいな水)を表し、Aはあavloppsvatten(下水)を表しているらしい。
迷信とはいえ、スウェーデンのマンホールの蓋を踏みそうになった時は気を付けてみてほしい。
ルワンダ:女性がヤギ肉を食べること
ルワンダでは、女性がヤギ肉を食べることは避ける傾向がある。なぜなら、女性がヤギ肉を食べると顔に毛が生えたり、頑固になったりすると信じられているからだ。
しかしこの迷信は自分達だけで肉を独り占めしたかった男たちが作り上げた迷信だと考える人も多いようだ。
中国:数字の4
これは日本も同じだと思うが、中国では数字の4にまつわるものは不吉だと捉えるようだ。
何故なら、漢数字の四は、「死」と同じ読み方をするからだ。そのため、多くの人が数字の4を悪運の兆しだと信じている。
ロシア:黄色い花
ロシアでは人に黄色い花をあげてはならない。
花をあげることは、世界中で人気のある伝統的なプレゼント方法だが、ロシアではある特定の花の背後には、象徴的な意味があることを忘れてはならない。
ロシア人の多くが、黄色い花は「別れ」「不貞」または「死」を意味すると信じられており、人に黄色い花を贈ることは避けられているのだ。
エジプト:むやみにハサミを開け閉めすること
エジプトにはハサミに関する迷信がいくつか存在する。
まず、何かを切る時以外でハサミを開け閉めするのは縁起が良くないとされる。同じように、ハサミを開いたままにすることも不運を呼び寄せると考えられている。エジプトにいるときは、ハサミの扱いに注意したほうが良さそうだ。
韓国:扇風機のついた部屋で寝ること
韓国人には、「扇風機死」と呼ばれる死因が広く知れ渡っており、結果、韓国人は閉め切りの部屋で扇風機を付けたまま寝ることを極端に嫌がる。
一般的に扇風機の風にずっと当たっていると、低体温や脱水症状、窒息死を招くと信じられているためだ。確かに一晩中扇風機の風に当たり続けるのは健康上あまり良くないのは事実なので、これぐらいの迷信があってちょうどいいのかもしれない。
イタリア:ロミオとジュリエットのジュリエットにラブレターを書く
ベローナに訪れる観光客の間では、ジュリエットに手紙を書くと恋愛運に恵まれるという迷信があるらしい。恋愛に悩む観光客が、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を書くきっかけとなったという「ジュリエットの家」と呼ばれる14世紀の家(現在博物館になっている)に、ジュリエット宛ての手紙を残していくというのだ。
現在、ジュリエットクラブというボランティアグループが実際にそれらの手紙にジュリエットとして返信しているといい、昔からある、シェイクスピア作品の登場人物に助言を乞うという伝統を今も受け継いでいるそうだ。
スペイン:年が明けるときに12個のブドウを食べる
年明けのカウントダウンをしたり、シャンパングラスで乾杯する代わりに、スペイン人は年明けを告げる鐘と共に12個のブドウを頬張る。
12個のブドウは1年の12か月を象徴しており、スペインでは12個のブドウを頬張ることでその1年幸運に恵まれると伝統的に言われているそうだ。
トルコ:ハギア・ソフィアで親指を回す
もしあなたが迷信深い人なら、トルコ・イスタンブールにあるハギア・ソフィア聖堂に行った際に必ずしてみて欲しいことがある。
ハギア・ソフィア聖堂の中には、銅製の柱があり、小さな穴がある。多分長い列が出来ているのですぐ分かるだろう。この穴に親指を入れ、360℃時計回りに回すことが出来たら、願い事が全て叶うという伝説があるそうだ。
アメリカ:ラッキーペニー
道端で表を向いたペニー(1¢玉)を見つけたら幸運の徴だとアメリカでは考えられている。そのため、アメリカ人は「ペニーを見つけて、拾ったら、その日一日良いことが起きる」とよく言っている。
更に、もし見つけたペニーがあなたの生まれた年や、記念の年の物だった場合、もっとラッキーなんだとか。アメリカに行った際は道路にペニーが落ちていないか探してみるのも楽しいかもしれない。
【ソース:INSIDER】