ご存知の方もいるだろうが、アメリカ人の中にはかなり敬虔なクリスチャンが多い。そんなアメリカで、自宅の防犯カメラにまるで家族を見守るように佇む天使の姿が映り込み、感動に包まれている家族がいる。
米ミシガン州イーストジョーダン在住の消防士グレン・ソーマンさん(54)の自宅の動体感知監視カメラが、羽を広げたような何かの姿を2枚撮影していたのだ。
「自宅の窓に監視カメラが設置してあって、1秒か2秒の感覚で2枚の写真を撮影するように設定してあるのです。」
「その夜、真夜中に監視カメラが作動し、その時は確認しなかったのですが、翌日の昼食時に’お、何枚か写真が撮影してあるぞ’と気付いて確認したのです。」
「見た瞬間、天使だ!と。いや本当に、その画像を見た瞬間涙が溢れてきて、すぐに妻と牧師に画像を送りました。」とグレンさんは語る。
画像を見た牧師は即それは紛れもなく天使だと返信してきたという。
画像の1枚目には羽を広げた存在がハッキリと映し出され、2枚目はそれが飛び立つ瞬間を映し出している。グレンさん一家は敬虔なクリスチャンで、常に神に天使を家族の元につかわせて守ってくれるように祈っているのだという。それが実際に起きたのだから、それはもう言葉に出来ないほど感動したようだ。
「今回の件で私たち家族の信仰は更に深まりました。これは真実、神も、天使も真実、そして奇跡は起きたのです。」
とはいえ、グレンさん一家の感動をよそに、一部ではカメラレンズの近くを飛んでいた蛾が映り込んだだけでは?との見方もある。
しかしグレンさんが住むミシガン州イーストジョーダンは当時まだ非常に寒く、蛾が飛んでいるとは考えられない。それに、もしこれが虫だというのであれば過去にも同様の画像があってもおかしくない。
「我が家の監視カメラは様々な画像を撮影しますが、未だかつてこんな画像は見た事がありません。」とグレンさんは語る。
「監視カメラはもう長い事ここに設置してありますが、これまで只の一度も蛾を撮影したことも、蛾によって動体感知が作動したこともありません。しかも地面にはまだ雪も残っており非常に寒いので、蛾は飛んでいないでしょう。」
さらに、「多くの人が私にメールやメッセージをくれて、これは奇跡であり美しいと神を讃えています。懐疑的に見る人もいるでしょうが、私たちにとってそれは天使なのです。」と続けた。
グレンさん一家が通う教会のデネイル・モース牧師も、画像に映るものは天使だと確信している。
「これまでグレンの監視カメラで撮影された画像の中に虫や蛾が映り込んだことはないようです。蛾が映り込んだ説に対して言わせて頂ければ、この地域はまだ蛾には寒すぎるのです。つい最近もこの辺りで1.2mの積雪があったばかりで、グレンの家はさらに田舎ですから、もっと寒いんです。」と蛾が映り込んだ説を否定した。
そして「私はあの画像は天使だと信じています。」と付け加えた。
「祈ることで、神は我々を様々な害から守るために天使を遣わせてくださるのです。」
【ソース:DAILY STAR】