国際的ネットワークを持つハッカー集団アノニマスによると、NASAが間もなく地球外生命体の決定的な証拠を発表するという。
アノニマスの主張は最近のNASAによる一連の調査結果に基づくものだという。
「NASAは宇宙人が来訪していると言っている」と集団は自身のウェブサイトで語る。
「宇宙にある他の数多くの惑星に地球よりも前に知的生命体が存在した可能性が高い」
集団の提言は、最近の一連のNASAの調査結果と、4月の議会審問中に代理人のスポークスマンの1人が「生命の探求の進歩」と題したコメントに基づいている。
ワシントンのNASA本部科学ミッション・ディレクターであるトーマス・ズブッケン教授は、土星の衛星の一つであるエンケラドスにおける水素の発見、木星の衛星エウロパの海の観測など、NASA調査の最近の進歩について聴取した。そして「これらの発見は生命存在の可能性を示している」と語った。
更にズブッケン氏は「エイリアン生命体の証拠を探し求めている様々な活動やミッションを考慮した上で、我々は歴史上最も重大な、前例のない発見を目指しているのです」と米科学・宇宙・技術委員会の聴聞会で語った。
ハッカー集団アノニマスによってアップロードされた動画では、過去に宇宙飛行士や宇宙探査愛好家が行った宇宙人への友好的発言や、宇宙人やUFOの目撃情報を、上空で何かが起きている証拠だと主張した。
動画の中でアノニマスは:「地球外の役人?我々はもしや既に火星に行ったことがあるのか?」
「月と火星には実際、記念建造物的なものがあるのか?地球の上空、宇宙ではUFO戦争が起きているのか?地球の周りには他世界からの地球外生命体を含む宇宙船があるのか?」
「証拠は、確かに我々の上空で何かが起きていることを示唆している。宇宙船には多大な費用がかかるが、それでもそこに継続的に税金や闇予算が流れていくということは、見た目以上の、もしくは一般的な知識を超える合理性を意味するのかもしれない。」
ここ2・3年でNASAが行った数々の発見を振り返ってみると、宇宙開発には大きな進展が見られる。NASAは先週、219個の新しい惑星を発見した。そのうち10個は地球とは異なる岩石の惑星だが、太陽系のゴルディロックスゾーン(ハビタブルゾーン)にあり、つまり惑星表面に液体の水を保持するのに「最適な場所」にあるということだ。
先週ズブッケン教授はツイッターでこう語った。「なんと!219個の潜在的な新しい惑星!@NASAKeplerのデータは各太陽系には少なくとも一つの惑星が存在することを示している・・・生命体は私たちだけなのだろうか?」
しかしNASAの発見だけが、人々に宇宙人が実在すると思わせたわけではない。NASAの発見に加え、政府高官、科学者、宇宙飛行士、元宇宙飛行士からの多数の報告や、内部通告者からの無数の報告があったからだ。
ハッカー集団であるアノニマスの言う通り、近い将来NASAから宇宙人実在の正式発表はあるのだろうか。若干の期待を持ってその日を待ってみようではないか。
【ソース:Ancient-code】