「やはり月面には宇宙人が生活していて、彼らの基地も存在する」という主張が存在する。
NASAの過去の衛星画像を閲覧していたUFOハンター、スコット・C.・ウェアリング氏は月面宇宙人基地の証拠画像を発見したという。基地のように見えるそれは巨大な丸いドームのようなものが中心にあり、ドームに接続されるように2つの建造物が両脇に存在する。
このNASA画像は2014年のもので、以前にもウェアリング氏が取り上げたことのある画像だ。しかし、NASAは彼の発言を常に検閲しており、ウェアリング氏が宇宙人の存在を発見したことを大々的に報道できないようにしているとウェアリング氏は主張する。
「2013年から14年の間に発見した画像がまだ存在するか確認したかった」とウェアリング氏は自身のブログUFO Sightings Dailyに語った。
「ご存知のとおり、NASAは私が発見した証拠画像の約半数を記録から削除しています。Googleマップでさえ、私が地図から発見した内容の8割を削除しました。だからこそ、私は常に皆さんに再認識させるよう努めているのです。」
「これは本当に素晴らしい建造物ですね。丸いドームが主要部分ですが、それ以外に3つの建造物がドームを取り囲むように存在し、今日まで最も重要な宇宙人基地の証拠としてそこに君臨しています。」
このようなドーム型の建造物が月面で発見されたのはこれが初めてではない。
一部の陰謀論者たちは、月面は実は宇宙人に占拠されていて、だからNASAが1970年代のアポロ計画以降月面に戻らないのだと主張する。彼らは今回のピラミッドかのような建造物や他の異様な構造物は、地球上のピラミッドやその他古代建造物同様、古代の宇宙人文明により建設されたものである可能性があるというのだ。
こうした奇妙な建造物は月面の他の場所でも発見されている。火星でもピラミッドではないかと言われているものが発見されているのだ。
有名な、でもかなりあり得ない主張として、地球上のピラミッド建設も、我々の祖先たちは地球外からやってきた宇宙人の手助けを借りて行ったのではないかという主張がある。
またこれも毎度のことだが、こうした主張に懐疑的な人々とNASAは月面や火星でピラミッドや建造物だと言われているものの正体は心理学的現象のパレイドリア(ただの岩石表面を自分のよく知っている物や形であると脳が誤認識してしまう現象)だと反論する。
果たして一体どちらが正しいのか。
月面宇宙人は存在するのかしないのか。
それはNASAが月に戻るその日までは分からないのかもしれない。