最近、2人の観光客が神出鬼没と言われるネス湖の怪獣の撮影に成功したらしい。
オーストラリア・シドニー在住のピーター・ジャクソン氏とフィリッパ・ワーン氏の二人は、スコットランド・ハイランド地方にある大きなネス湖の周りをドライブ中、「水中で何か大きくて動きの速いもの」を目撃した。
目撃した場所は、ネッシー目撃情報が最も多いアーカート城の廃墟近くであった。
この神秘的な生物の証拠について記録しているスコットランドの公式記録官でさえ、今回撮影された写真が虚偽だとは断定できず、「彼らが撮影したものが何であるのかはっきりした説明が付かない」とコメントした。
フィリッパ氏(60)は、「わたしは本当に唖然として『なんだこれは?』と思ったのです」と語る。
「約140メートル離れた場所から見ても、かなり大きいことが分かりました。」
「どう考えればいいのか分かりませんでした。とにかく写真を撮って、それをB&B(宿泊先)の人たちに見せ、更にクルーズで一緒になった人にも見せました。」
「Loch Ness Project の船Skipperの船長Ali Matheson氏は、こんなものは見た事がないと言っていました。長年ネス湖で働いている彼が見たことがないというのですから、これはやはり何か普通ではないと思いました。」
「目撃したものは、動きが速いのですが水の流れに逆らって動いていたのです。」
ピーター氏(64)も語る。「私たちは茫然としつつも興奮していました。『なんだ、これは?!』と」
「ここに来るのは子供の頃からの夢でした。目撃したとき、私たちは湖の周りをドライブ中でした。私たちは車を停めて道沿いを走って戻り写真を撮ろうとしたのです。」
二人は水中で動くものをアーカート城から6kmほど南に行ったあたりで17:18に目撃した。車を停め、湖がはっきり見える場所から自分たちのスマホを取り出し何枚か写真を撮った。
ピーター氏:「私は何かを目撃し、それはとても大きかった。」フィリッパ氏:「私たちはとても愛しい気持ちでそれを眺めていました。」
ネス湖目撃情報を記録するギャリー・キャンベル氏は言う:「スマホ技術のお陰で再びネ
ス湖を訪れる人々がこうした写真を撮れることは素晴らしいことです。」
「また、スマホ技術は実在の生物と見間違えたと判断することも容易にしました。そのことで過去数年ネッシーの目撃記録は減少しているのですが。」
「これは2017年でまた2件目の公式目撃記録となります。既に1年の半分が過ぎていますから、またネッシーが姿を現してくれたのは我々にとっても嬉しい限りです。」
「ピーターの写真に関して言えば、他のネッシー目撃写真も大抵そうなのですが、少々不明瞭ではあります。ただし、彼が提供してくれた目撃情報は目撃した場所からの距離や時間帯など非常に詳細でした。結果的に写真に写ったものが何であるのか、はっきりとした説明は付きませんが、虚偽とはいえません」
キャンベル氏は他に誰か6月22日にネス湖周辺にいた人で同じようなものを目撃した人がいないか呼びかけているという。
【ソース:Daily Express】