1.朝食を抜きたくなるピエロ
ピエロが常に気味が悪いという訳ではないが、一旦そのメイクと奇妙な衣装に恐怖を感じてしまったら最後、他のどんなサイコより10倍は怖い。このSugar Rice Krinklesというシリアルのコマーシャルに出演するピエロも頑張って可愛く見せようという努力は認めるが、結局ターゲット層の子ども達が「ピエロ恐怖症」になっただけだった。
2.アイスクリームだらけの奇妙な男
アイス好きな人は多い。よってアイスを宣伝するのは簡単なことなのだが、だからこそLittle Baby’s Ice Creamはその逆を行き、あえて「怖い」CMを製作したようだ。が、このコマーシャルが顧客にとってトラウマになってしまうのであれば逆効果としか言いようがない。正直、食欲を失うCMだ。
3.セクシーな赤ちゃんをイメージしたボディスプレー
Love’sが販売していた女性用ボディスプレー。CM自体は気味が悪い印象しかないが1970年代には人気のあったブランドだ。コマーシャルではこのボディスプレーはセクシーな赤ちゃんをイメージさせる香りがするとアピール。「純真無垢な香り」が男性にはたまらないと謳っている。ロリコンを助長するようである意味気味が悪い。
4.大笑いする赤ちゃんの人形
プラスチックの顔でひたすら笑い続ける人形を持ち歩くこだけでも両親にとって迷惑だと思うが、このBaby Laugh A-Lot人形は迷惑を通り越して死ぬほど不気味だ。この人形の奇妙で機械的な笑い声は対象年齢の子供たちにとって悪夢でしかなかった。あまりの恐怖に人形の頭を引っこ抜く兄弟を叱らなった親の気持ちは十分理解できる。
5.鬼の子もティッシュで鼻をかむ?
いつの時代のCMかは定かではないが、日本のクリネックスディッシュのコマーシャルはいくつか不気味な点がある。なんとも物悲しい雰囲気をかもしだす歌声と、ほぼ微動だにしない鬼の子、意味ありげにティッシュを1枚飛ばす女性。一部では呪われたCMと言われているとかいないとか。
6.人形が秘密を教えてあげると言い出したら逃げろ!
しゃべる赤ちゃんの人形というものは、それだけでも大抵気味が悪いが、耳元で秘密を打ち明けようとする赤ちゃんの人形は全てにおいて不気味でしかない。そのうち、自らが打ち明けた秘密を守るために子どもを殺し来そうで恐ろしい・・・。
7.悪霊から逃げるためには良いタイヤがマスト?!
これも日本のCMなのだが、日本で高品質のタイヤを購入すべき主な理由は、道路コンディションでも、天候でもないらしい。暗い夜道で出会ってしまった悪霊から必死に逃げるために必要なんだ!新しいタイヤを購入するには十分すぎる理由かも?!逃げろ!
8.同僚がヘビのような食べ方をし始めたら動物管理局へお電話を!
このCMを見たら、会社の休憩室に食べ物を置いておけなくなるかも?さもないとあなたの同僚が一口で食べてしまうかもしれない。でももし食料泥棒の同僚があなたの昼食を大きな口を開けて一口で飲み込もうと床をヘビのように這ってきたら、まずはそのヘビの悪霊に憑りつかれたような同僚をどう始末するのか話し合うべきかもしれない。
9.恐怖を教訓に使った公共広告
フィンランドの公共組織が政策した公共広告CM。アルコール依存症の両親が子どもから見たらどれだけおぞましいモンスターに見えて、どれだけ子ども達の人生を壊してしまうのかを、不気味なビジュアルを使うことで教訓にしようとした。ところが、このCMを見た子供たちはあまりの恐ろしいビジュアルにこれまた悪夢を見る羽目になり、アルコール依存症の親よりも恐怖を与える結果となってしまった。
10.I’m Not Lovin’ It.
これ、日本CMとして紹介されているマクドナルドCM。ロナルド・ドナルドがまるでストーカーのようについて来たり、いつの間にかベッドの下に潜り込んでいるという、どう考えても恐怖しか生まない動画。しかも最後の「♪いつでもそこに~マクドナ~ルド」という歌い方が完全に恐怖映画。海外では日本のマクドナルドCMだと言われているが、間違いなく素人が製作した動画で、決して公式CMではないと思う。
【ODDEE】