桃太郎が教科書に載らなくなった謎。戦時中の教育がもたらした悲劇

桃太郎が教科書に載らなくなった謎。戦時中の教育がもたらした悲劇

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桃太郎と言えば、誰もが知っている昔話。
日本だけでなく、台湾や中国などでもゲームやアニメになっているため、その物語は知られている。

海外でもストーリーこそ知らないものの、桃太郎という話が存在していることは有名だという。

 

そんな桃太郎だが、読者諸氏はどこでこの話を習っただろうか?

 

有名な昔話ならば、小学校1年生の国語の教科書などで学ぶのが普通だろうが、実はこの桃太郎、第二次世界大戦後に教科書に載ることはなくなっていた。

その理由は、桃太郎というキャラクターを、軍国主義の普及に利用していたからだという。

戦時中の1943年、日本国軍は「桃太郎の海鷲」という長編アニメを制作。
桃太郎が真珠湾を攻撃する物語を現在に換算すれば数十億円という予算をかけて制作していた。

 

その他、日独伊の三国同盟を知らしめるために、各国の主要物語であるピノキオ、赤ずきんちゃん、桃太郎という3種のキャラクターを用いた絵本も発行していたという。

こうした事情から戦後、桃太郎=戦争を想起させることから、教科書への掲載がままならなくなってしまったのだ。

桃太郎と言えば戦争…。

そんな主旨で描かれた物語ではないことは当然だが、歴史の過程で歪められてしまったという事実。

 

有名だからこそ招いた悲劇が存在していたのだ。