映画マトリックスの世界が現実に?!現実と見分けがつかない程の仮想現実世界をロンドン企業が計画中

映画マトリックスの世界が現実に?!現実と見分けがつかない程の仮想現実世界をロンドン企業が計画中

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映画マトリックスの世界へ入る準備はいいだろうか。世界中の複数都市でより良い都市計画を支援するバーチャルシミュレーションを創造してきたロンドン企業が、もう一歩踏み込んだプロジェクトへの資金提供を受けた:現実とほぼ見分けがつかないほどの「マトリックス(仮想現実)」世界である。

 

Improbable社によると、IT専門家チームが、ゲームだろうが、ヘッドセットを使って人間が暮らせる新しい世界の創造だろうが、全てのことに使用できるソフトウェアを開発したという。興味深いのは、日本のIT企業であるSoftbankがImprobable社の経済的後押しをするため葯10億ドル相当の資金を提供することだ。

 

「コンピューターの次の大きな段階は、人間の経験を豊かにし、現実の世界を理解する方法を変える大規模な仮想世界の出現であると信じている」とImprobable社社長、Herman Narulaは語った。
Improbable社の最初の製品SpatialOSは、大規模なデータシミュレーションを生むオペレーティングシステムであり、防衛、経済、交通、娯楽などの様々な行動分野に対応する仮想世界と、データシステムの作成を可能にする。Improbable社はそれを使って現実世界のシミュレーションを作成するのだ。

 

同社は、SpatialOSは潜在的な資金やインフラ不足がある個人開発者でも大規模なシミュレーションを構築できると主張している。
「私たちはすでに、通信会社、政府機関、および他の企業クライアントとプロジェクトに取り組んでおり、現実世界のデータを使ってより良い意思決定を推進する大規模で詳細なシミュレーション能力を探っています。また、将来的にこのことについてもっとお話ししたいと思います。」とNarula氏は言う。

 

ちょっと待ってほしい。もし我々がすでにマトリックス(仮想現実)の世界に入っているとしたら?つまり、別のマトリックス(仮想現実)の中のマトリックス(仮想現実)・・・のような。

 

 

2016 年のCode ConferenceでSpaceXとTeslaの黒幕ともいうべきイーロン・マスク氏は「我々の世界が仮想宇宙ではない可能性は10億分の1」と主張した。

 

NASAのジェット推進研究所の科学者であるリチャード・テライル氏は、「将来、今後数十年今の技術スピードで物事が進歩すれば、人口的な存在が人間よりも豊かな仮想世界に生きる社会へと急速に変わるでしょう。」と語る。

 

「将来、仮想環境に生きるデジタルユーザーが現在より増えた時、我々はすでにその一部ではないと言えますか?」

 

宇宙が仮想宇宙だと考える理由は、宇宙が数学的な反応を示し、ピクセル化されたテレビゲームのような断片(素粒子)に分解されるからだ。「我々が途切れることなく続くと思っている時間、エネルギー、空間、質量でさえ、その大きさには限りがあります。そうであれば、我々の宇宙は計算可能で有限であると言えます。これらの特性が宇宙をシミュレート可能にしているのです。」とテライル氏は語った。

 

「率直に言って、我々がシミュレートされた世界に住んでいるのではない、というのは極めてあり得ない状況なのです。」と同氏は付け加える。
では誰がこのシミュレーションを創造したというのか?
「未来の我々自身です」
とテライル氏は言う。
しかし、映画マトリックス(1999)やブラックミラー(2011)シリーズのようなアプローチは比較的新しいわけではない。
遠い過去の哲学者たちは、我々の世界の現実に疑問を呈してきたし、そしてどのようにそれがハイパーリアリティ(虚構でありながら本物に極めて近い実在性をもっていること)に繋がるのかを予測してきた。

 

哲学者Jean Baudrillardは著書’Simulacra and Simulation (1981)’に次のように書いている:「現実は、小型化された細胞・基質・メモリバンクから生み出され、そこから無制限に再現できる。もはやそれが理想的かネガティブかというような次元で評価することがないため合理的である必要もない。それはもはや操作可能なものでしかなく、すでに本当のものではないのだ。これはハイパーリアル(超現実)なのだ」

 

よって、仮想現実世界を構築しようとする者もいれば、既に我々は仮想現実の中にいて、そこから抜け出す方法を探っている者もいるのだ。

 

もしかしたら、我々はすでに映画マトリックスのような仮想現実の世界を生きているのかもしれない。

 

【ソース:Ancient-code

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