毒ヘビと寝て、遊んで、水浴びをする7歳児がいた!

毒ヘビと寝て、遊んで、水浴びをする7歳児がいた!

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インド中央部のマディヤ・プラデーシュ州郊外に、常識では考えられない生物を友達にしている7歳の男児が存在する。
ここ4年ほど、デヴェシュ・アディバシ君は村にある近所のジャングルに入っては何種類ものヘビを連れて帰り、一緒に遊んだり、水浴びをしたり、食事をしているというのだ。中には毒ヘビもいるらしいのだが、今のところデヴェシュ君は一度も噛まれたことはない。

 

デヴェシュ君の家族が話すところによると、デヴェシュ君のヘビへの愛着は3歳の頃突然始まったという。ある晩ヘビの夢を見たデヴェシュ君は翌朝両親に夢の話しをした後、村にあるジャングルに走って行き、2匹のヘビを手に持って帰宅した。ヘビは小さなデヴェシュ君の身体中を這いまわっていたが、一切噛む様子は見せなかったそうだ。
その日以来、デヴェシュ君はほぼ毎日のようにジャングルに入っては新しい「遊び友達」を連れてくるようになった。彼は数日の間「友達」と一緒に水浴びをし、一緒に眠り、オイルでマッサージをしてあげた後、ジャングルに帰すのだという。

 

「私たちはなんとか息子をヘビから遠ざけようと出来る限りのことをしてきました。」

と父親は地元メディアに語る。

「私たちは何度も息子にヘビは友達にするものではない。とても危険だと説明したのですが、聞く耳を持たないのです。」

 

4年もの間デヴェシュ君がヘビと遊ぶ姿を見てきた村人たちはもう少年がヘビに囲まれていても何も驚かない。とはいえ、ヘビがそこら辺にいる状態で自分の子どもをデヴェシュ君の周りに近付けるわけにはいかない・・・デヴェシュ君の両親が言うには現在少年にはジャングルにコブラを含む15匹ほどのヘビ友達がいるという。

 

 

マディヤ・プラデーシュ州の地域病院の医師であるMPN Khare氏は、デヴェシュ君のヘビとの友情は非常に奇妙であり、少年の身体および精神衛生上非常に危険だと警鐘を鳴らす。

「毒の有無に関わらず、ヘビはペットにするものではありません。しかも子供がそんなヘビと遊んだり、餌をやったり、共に眠るなど、精神衛生上非常に危険だと言わざるを得ません。」と医師は話す。

 

「たとえこれまで一度も噛まれたことがないとしても、いつか遊んでいる最中に噛まれることは十分に考えられます。その時彼の精神状態に大きな影響を及ぼすほどの恐怖を植え付けてしまう可能性もあるのです。」

 

しかし、インドでは子供とヘビの間の友情は全く聞いたことがないわけではない。
過去にもコブラや毒ヘビを友達やおもちゃにしている幼い子供がいたのだ。
大のヘビ嫌いの筆者には考えられないことだが、世の中には不思議な人間と動物の友情が存在するのかもしれない。とにもかくにも少年がヘビに噛まれないことだけ願っている。

 

 

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