生きた植木鉢?!最新テクノロジーと植木鉢が合体!

生きた植木鉢?!最新テクノロジーと植木鉢が合体!

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植物を育てようとすると、必ずといって言い程すぐに枯らしてしまう人に朗報だ。
中国のスタートアップ企業がとあるロボットを開発したのだ。

 

名前は「Hexa」、中くらいのサイズの多肉植物を入れるのに丁度いい大きさの知的植木鉢で、搭乗者(植物)にビタミンDが必要だと判断すると、クモのような足を使って自分で日光が当たる場所に移動できる。

 

 

北京に拠点を置くロボティクス企業Vincrossは人とロボットが家庭の中でもっと親しくなることを想定して「Hexa」を創った。

 

この6本足のロボットには複数のモーター、赤外線、720pカメラ、そしてリナックス・オペレーティングシステムが搭載されている。

 

「Hexa」は植物に日光が必要だと判断すると自らの足で太陽光が当たる場所まで歩くだけでなく、なんと自ら少しずつ回転してまんべんなく太陽があたるように調節するらしい。さらに、植物に水が必要だと判断すると、まるでお腹が空いた子どものように地団太を踏んで訴えるそうだ。

 

そうして植物が満足すると、「Hexa」がちょっとしたダンスを披露してくれる。

 

「HEXAの視覚センサーと空間認知センサーは、自らの周囲の状況を観察し、学習することを可能にします。」とVincrossのサイトには記載されている。

 

「そして楽しくも知的な機能を創造することが出来るのです。」

 

 

可愛いじゃないか。欲しいじゃないか!!
で、気になるそのお値段は・・・?

 

Hexaを初期デザインから植物が乗せられるようにモデル変更したVincrossは、このロボットをなんと目が飛び出る程のお値段:$949で販売している。ワイヤレスタイプはさらに高額の$999だ。

 

た・・・高い!

 

Vincrossの最高責任者ティアンキ・サン氏は、枯れたヒマワリを見かけた時に、Hexaを創るためのインスピレーションを得たと語る。2014年に、ヒマワリの展示会に訪れた際、地面近くで枯れているヒマワリを見つけたのだ。その時に、サン氏は「もし自分自身でほんの数メートルでも動いて、日陰から他のヒマワリたちがいる日向へ出ることが出来たら、そのヒマワリも今頃元気に咲いていたはずです。でも枯れてしまった。」と思ったという。

 

そこから、人類のテクノロジーを植物と共有する、というアイディアの元歩く多肉植物構想は始まったのだ。後に彼はそのアイディアをHexa初期モデルに採用し、プロトタイプ誕生へと繋がっていった。

 

植木鉢部分は二重構造となっているため、精密機器の部分は守られるようだ。
「ロボットローバーに乗ることで、植物は移動性と、人との交流を体験することができます。」とサン氏は説明した。

 

「このプロジェクトが人間と自然の関係性にインスピレーションをもたらすことを期待しています。」とサン氏は締めくくった。

 

植木鉢に10万円以上・・・いつかこの植木鉢がもっと普及して気軽に購入できるようになる日を待つとしよう。

 

 

Daily Mail

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