「謎の黒ずくめの男」によって、警備員がトランス状態にされているという奇妙な映像により、イギリス人の間で悪名高い「メン・イン・ブラック」の実在が憶測されている。
彼らは、奇妙な事件の目撃者の口を封じるといわれている。監視カメラの映像はApexTVのYou Tubeで公開され、真偽のほどは不明だがリバプールの、とある会計士事務所に勤める警備員から送られてきたそうだ。伝えられるところによると彼は、事務所にいくつかある防犯カメラ映像の中の一つに、なにかとても奇妙な映像を見つけたらしい。
1月3日午後3時33分、防犯カメラが奇妙なものを捉えた。
それは、その会社の社員で、その日以来消息不明になっているリアムという人物だった。
リアムが机に置かれたパソコンに向かって座っていると、ドアをノックする音がする。
何も考えず彼がドアを開けると、黒いサングラスを掛け、黒のスーツを身にまとった奇妙な見た目のハゲた男を招き入れる。
彼らは握手を交わし、リアムは机に戻り再び腰掛け、黒ずくめの男は彼の前でずっと立っている。
映像の中で、リアムの同僚が言っている。
「リアムの事はよく知らないけど、彼が休暇中に”森林と奇妙な事故現場” の写真をSNSに載せているのを先週観たよ。」
彼は続けた。
「彼はほんとに奇妙な物体の写真を撮り続けていたんだ。全てソーシャルメディアに掲載されているよ。」
映像では、黒ずくめの男はリアムと何か言い争っているようだ。
映像の中で語っていたリアムの同僚は言った。
「これは、リアムが先週撮った写真と関係あると私は確信しているんだ。」
話し合いの最中、黒ずくめの男が机の近くに迫ってくると、リアムは手を挙げ身を護っている。
防御するため、リアムはパソコンのそばにあるハサミを手に取り、奇妙な男に向けて構えた。
その男は、リアムに襲い掛かるでもなく、白く光る物体を取り出し、リアムをトランス状態にさせ、ハサミを下ろさせて静止させているようだ。
それからその男は机上のリアムに向かい、両手で三角形をつくる。
リアムはゆっくり立ち上がり、その男の言葉に従い、リュックサックから得体の知れない物体を取り出し、黒ずくめの男に手渡している。
およそ30分後、男は再び現れ、リアムのリュックサックに目標を定める前に、部屋中を見回し何かを探している。
リアムは靴も履かずに出ていく。そしてその日以来誰も彼のことを直接、もしくはSNS上でも見かけていないのだ。
メディアのナレーターは言った。
「私自身、UFOも異星人も信じてはいない。しかしなぜ、彼らはこのようにリアムと対峙する必要があったのだろうか?」
その後、彼は続けた。
「私は何が起きたのか解明しようと思う。これは調べる必要があり、公にする必要がある。」
「ここには何かとても、とても、異質なものがあることは明らかだ。」
今までのところ、ネット上の人々の多くは、これは、奇妙な事件の目撃者の口を封じると言われている、「メン・イン・ブラック」を捉えたものだと結論付けている。
とはいえこの映像に関するコメントの多くは懐疑的だ。
「ほんとに面白いニセモノだね!よくやったよ!笑いが止まらないからもう止めるよ!」
「これは捏造だよ。彼が着ているスーツは大きすぎるし、2人とも若い。映像のナレーターと提供者も疑わしいね。」
果たして、本当に「メン・イン・ブラック」は実在するのだろうか。その判断はこの動画を見た読者に委ねよう・・・。