昨今、駅での酔っ払いや目の不自由な方々の人身事故が多いという。そしてJR総武線は利用者数も多く区間も長いため、人身事故が多いのは仕方ないが、起きる度に利用者は“また新小岩か~!?”と漏らしてしまうほど人身事故が多い駅として新小岩があげられる。そしてその事故の多くは自殺とのこと。しかし、その新小岩駅にホームドアが設置されることとなり話題となっている。
JR東日本は、安全対策のため設置を進めているホームドアの整備新計画を発表。2020年度末までに、京浜東北線全36駅など首都圏の在来線計58駅のホームドア設置を完了させるとした。
今回の整備計画で大きな注目を集めたのは、総武快速線で唯一ホームドア導入が決まった「新小岩駅」だ。同駅では11年7月以降、人身事故がたびたび起きており、ネット上では「自殺の名所」という悪評も広まっている。
実際、新小岩駅では自殺とみられる人身事故は16年だけでも複数件発生している。事故が多発する理由は不明だが、ホームすれすれを高速走行する特急「成田エクスプレス」が1日に何本も通過するからでは、との推測も出ている。
新小岩駅を管轄するJR東日本千葉支社の広報担当者は14日のJ-CASTニュースの取材に「(新小岩駅だけに)特別な事故対策を行っているわけではありません」とするが、通勤で同駅を毎日のように利用している50代の会社員男性は、「ホームではガードマンの姿を目にすることも多く、どこか物々しい雰囲気を感じます」と話す。
そんな新小岩駅へのホームドア設置が正式に発表されたのは今回が初めて。JR東日本では15年3月にも、導入向けた設計を進めていくことを発表していたが、具体的な導入時期については明らかにしていなかった。(J-CASTニュース / 2016/12/15)
自殺の名所などというと自殺者の霊が自殺希望者を引き込む、などといわれるがネット上を探すと、新小岩駅にまつわる「怖い話」がいろいろと見てとれる。しかしながら最もな理由としては前述の特急「成田エクスプレス」(NEX)が空港行きの特急列車として『スカイライナー』(京成電鉄)との競合により、新小岩付近でMAXのスピード(時速130km/h)程度を出さざるを得ないというもの。実際、新小岩のNEX通過時のスピードとそれによる風当たりはもの凄い。自殺志願者は、これに飛び込めば、間違いなく“死ねる”と考えるだろう。だから自殺者の霊が集まり引き込んでいるのかとも考えてしまうが、このホームドアの設置によって不幸が減ることを願う。
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