海岸に300メートルにも及ぶ巨大クモの巣が一晩で出現!

海岸に300メートルにも及ぶ巨大クモの巣が一晩で出現!

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ギリシャ西部アイトリコという静かな町の海岸で超巨大なクモの巣が一晩で出現し、木、低木、草などあらゆるものがクモの巣で覆われるというクモ嫌いにとっては恐怖でしかない状態になっている。

 

 

クモの巣を一晩で作り上げたクモはアシナガグモ属という種類で、細長い胴体が特徴的だ。
アシナガグモは水辺の近くに巣を張ることで知られており、中には水面を歩く種類もいるという。

 

動画ではクモの巣がまるで厚い毛布のように海岸沿いの木や低木、植え込みを覆っている様子が映し出され、2匹のクモがまさに交配している最中の様子も見てとれる。

 

 

 

この地域の気温の高さがクモにとって理想的な条件となり、急速に木々の間に愛の巣を生み出したというわけだ。

 

また、蚊の増加も地域のクモ個体数の増加に関与している。
このように一晩でクモの巣が広範囲に渡って出来るのは珍しいことだが、これまで全くなかったわけではない。

 

クモ嫌いにはゾッとする光景だが、ありがたいことにアシナガグモは無害だという。
このクモはアメリカやヨーロッパを含む世界中の至る所に生息している。

 

分子生物学者のMaria Chatzaki氏は「この種のクモは人間にとって危険なものではなく、特に地域の植物群に損害を与えるものでもありません。」

 

また彼女はこのような巨大なクモの巣が出現したのは初めてではなく、数年に一度は現れる比較的一般的な現象だという。

 

「クモたちにとって豊富な食料があり、気温が高く十分な湿気がある状態は彼らにとって規模の大きな個体群を作るには理想的な環境なのです。クモにとっては束の間のお祭り騒ぎで活発に交配しますが、間もなく死んでいきます。」

 

なるほど。一晩で突如巨大クモの巣が現われた様子を見た現地の住民はどう思っているのだろうか。巨大すぎて「早すぎるハロウィン装飾」だと思われていたりして・・・。

 

 

Daily Express

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