冷戦時代の愚策:地中に埋める核地雷の保温に生きたニワトリを詰める計画があった!

冷戦時代の愚策:地中に埋める核地雷の保温に生きたニワトリを詰める計画があった!

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1950年代、冷戦時代にあったイギリスの科学者がとんでもない愚策を考えていたことが判明した!

 

冷戦は数多くの新しくも恐ろしい核兵器の設計を促す原因となっていたが、人間は時に信じられないほど奇妙なアイデアを思いつくようだ。

 

ブルーピーコックは、ソ連地上軍の侵略を阻止するために開発されたプロジェクトで、ソ連国境付近に核地雷を設置するというものだった。

 

瞬時に起爆することが出来、爆発した場合は大量破壊と広範囲に渡る放射能汚染を引き起こすはずの核地雷だったが、使用するにあたり、一つ技術的に大きな問題があった。
この核地雷は地中に埋められ非常に冷えてしまうため、起爆装置が上手く作動しなくなる可能性が高かったのだ。

 

この問題を解決するために科学者らが思い付いた奇抜なアイディアというのが・・・生きたニワトリ数羽を核地雷のケーシング内に封入し、ニワトリの体温により起爆装置の凍結を防ぐというものだったのだ。

 

 

ニワトリには生命維持と内部の配線を突かないよう十分な餌が与えられた。

 

しかし、驚くことでもないがこの計画は上手くいかなかったようだ。そもそもニワトリを起爆装置が正常に作動するための保温剤代わりにするということ自体現実的でなかったことだけでなく、ソ連の侵略を防ぐ目的のためとはいえ、同盟国に核兵器を隠すという行為自体が、万が一の放射能汚染のレベルを考えた時に正当化できないという判断だった。

 

1958年には本計画は完全に白紙とされ、幻の計画となった。

 

 

UNEXPLAINED MYSTERIES

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