霊は実在するのか?科学者らがそれに対する「真実」を発見したと主張

霊は実在するのか?科学者らがそれに対する「真実」を発見したと主張

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人類の誕生以来、人々は幽霊や悪魔との遭遇体験を主張してきた。そして偶然にもそうした超常現象を体験した多くの人が現象は真夜中に起きたという。

 

しかし今、科学者たちはこれについてはもっと合理的な説明があると考えており、超常現象は霊とは関係なく、自身の睡眠パターンと関係があると理論づけている。
ゴールドスミス大学のアリス・グレゴリー心理学教授は、睡眠障害が霊現象と混同されるケースが複数あると考えている。

 

その一つは、睡眠麻痺によるものだ。深い睡眠状態になると、睡眠麻痺になりREM睡眠になる。そこでは、夢を見ていても体が実際には動かないように身体が麻痺したような状態になるのだ。

 

ところが、約8%の人はREM睡眠状態にあっても何らかの意識があり、夢が現実世界に起きているように見え、実際には存在しない人物や物がそこにあるように誤解している可能性があるのだ。

 

 

別の可能性としては眠りに落ちる時に突如脳内で、説明の付かない大きな衝撃音が聞こえる「頭内爆発音症候群」と呼ばれる症状だ。グレゴリー教授は、The Conversationの記事で「頭内爆発音症候群」について以下のように述べている。

 

「私たちが眠りに付く際、脳神経の網様体(意識に関わる脳神経の一部)が徐々に私たちの動き、視覚、聴覚を遮断していきます。」

 

「私たちが睡眠中に「爆発音」を経験するのは、この過程で遅れが生じるためだと考えられる。網様体が聴覚神経を遮断する代わりに、一気に解放してしまうのかもしれない。」

 

グレゴリー教授は、シンクレアさんという独り暮らしの70歳の女性と話しをした。
彼女はグレゴリー教授に、自身の家に住んでいる幽霊、夜彼女の首を絞める怪物、そして彼女を硬直状態にさせる別の何かについて語ったという。
それに対しグレゴリー教授が科学的に説明をすると、それが大きな慰めとなり、以来シンクレアさんは自身が経験してきたことが超常現象だとは一切考えなくなったという。

 

「我々の願いは、超常現象に対するこうした科学的な説明が人々の不安を軽減することです。」

 

「睡眠障害の治療に、不安の軽減が有効だという仮説もあるくらいです。」

 

なるほど、睡眠中に体験する霊現象はもしかしたら科学的に説明が付くのかもしれない。
しかし、起きている時に見てしまった幽霊は一体何なのだろうか・・・?

 

 

Daily Express

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