火星で有機化合物が発見される!やはり火星には生命体が存在したのか?!

火星で有機化合物が発見される!やはり火星には生命体が存在したのか?!

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NASAの火星探査機キュリオシティが、宇宙探査の「聖杯」ともいえるべきものを発見したとNASAの長官が驚きの発表をした。これを機に、NASAは火星生命体発見に向けた取り組みを強化しようとしている。

 

キュリオシティは、火星の地表内部に密閉された微量の有機炭素化合物を偶然発見。生命がかつてこの惑星で繁栄したことを示しているという。この衝撃的なニュースは6月7日、世界中の人々が見守るライブ放送の記者会見の中で発表された。NASAの太陽系探査元ディレクターフィロズ・ナデリ氏は、世界に対するNASAの発表直後に、この記念すべき大発見を称賛した。

 

 

ナデリ博士はキュリオシティが火星に着陸して以来、NASAは地球上では生物の構成単位を形成する、複合炭素鎖である有機分子を探していたと話す。キュリオシティは、ゲール・クレーターに存在する古代湖底の岩石を掘削した際、偶然にも念願の有機物を発見したことで、生命体発見に一歩近付いたといえる。

 

無人探査機は火星の荒れた地表を数センチ掘削し、少なくとも30憶年前と見積もられる泥岩のサンプルを抽出した。次いでサンプルを加熱、分析し、チオフェン、ベンゼン、トルエン、プロパン及びブテンなどの有機化合物を発見したのだ。

 

 

有機物の発見自体ワクワクする内容だが、それが必ずしも数十億年前に火星で古代生命が繁栄したことを証明するものではない。

 

しかし、NASAはいつの日か科学者たちが謎を解くための基礎が確立されたことに肯定的だ。NASA副長官のトーマス・ザーブチェン氏は、この発見は地球から最も近い惑星(火星)をさらに調査する十分な理由になると確信しているようで、「これら新発見により、火星は我々にこのまま生命の証拠を探し続けるよう伝えているのだと思う」と語った。

 

さらに、NASAの継続的かつ計画的なミッションが、火星のさらに驚くべき発見を解き放つことになると付け加えた。メルボルン大学のレイチェル・リバモア博士は、今回の発見が生命存在の決定的証拠となるわけではないが、火星にかつて生命が存在したのだとしたら、発見されたものは我々が期待するものとしては納得がいくと話す。

 

「つまり、火星では季節性のメタンガス放出があるが、それがかつて火星の湖底だった地表内の岩石にも含まれており、キュリオシティが実際その中に有機物を発見したこと。」

 

「これらは、地球上でも初期生物の遺物として存在するものなので、可能性はある。確証はない。しかし数十億年前の火星の初期の生命体からきたものだという可能性があることは確かである。」

 

なんともワクワクする話ではないか・・・現在も存在するかは置いといたとしても、過去に生命が、そして火星文明が存在したことが証明される日も近いのかもしれない。

 

 

Daily Express

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