海外の心霊体験シリーズ-12「気付いてほしい・・・」

海外の心霊体験シリーズ-12「気付いてほしい・・・」

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【By:BritGirl89:イギリス】
子供の頃、私はイギリスのポートランド島ドーセットに住んでいました。ポートランドはかなり神秘的な場所で、不思議な減少が数多く起こる場所でもあります。

 

私が14歳くらいの頃、島の厩舎で馬を飼い始めました。厩舎は、古く放棄された風車小屋の近くにありました。(イギリスでは歴史的重要性から、ある特定の時期の建物は解体できないことになっているのです)風車小屋は、中世の時期の物と思われ、野原に囲まれていましたが、村からそう遠くはありませんでした。
それはさておき、私たちが馬を飼い始めた頃は夏だったので、暗くなるまで厩舎にいることはなかったのですが、冬になると4時半には暗くなるため、放課後クラブ活動の後に厩舎に行くと、もう暗くなっていました。

 

ある日干し草ネットを詰めていると、突然誰かの視線を感じました。母は霊感が強いので、私もそれを受け継いだのでしょう。なんとなく、その気配が13歳くらいの男の子の霊であることを感じました。見えはしませんでしたが、霊がじっと私を見つめているのを感じました。特別その霊に悪意は感じませんでしたが、私は足早にそこを立ち去り、厩舎でするべきことを終わらせ、母が迎えに来るのを待つため道路に向かいました。

 

数日、私が干し草を詰めに行くたびに霊の気配を感じ、しかも日に日に霊が私に近付いてくるのを感じました。週末になる頃には、昼間でも気配を感じるようになり、視線の端に霊の姿も見えるようになってきました。彼は背が高く痩せていて、黒っぽい髪、白いシャツに茶色いズボンを履き、裸足でした。段々霊の姿がはっきり見えるようになるにつれて、私は不安を感じ始めていました。先ほども言った通り、悪意は感じられないにしても、霊がその存在を主張してくるのには慣れていなかったのです。

 

当時、霊現象などについて話すのは落ち着かなくて好きではなかったので、まだこの件について母には何も話していませんでした。ところがある晩、厩舎に迎えにきた母の車に乗ると、母が厩舎に他に誰か居なかったかと聞いてきました。私は自分が最後の1人だったと説明すると、本当にそうだったかしつこく聞いてきました。私は自分が嘘をついていると責められている気分になり、母に確かに厩舎に最後まで残っていたのは私一人だけだったけれど、他にも誰かいるような気配はあったことを話しました。

 

すると、実は母もその男の子の霊に遭遇しており、多分その霊は1500年代の男の子の霊であること、以前にも厩舎を訪れていたのだろうけれど、今まで誰も彼の気配に気付かなかったのだろうということを話し始めました。そして、私が彼に「気付いた」ことで、日に日にその霊の存在感が強くなっていたと母は言いました。

 

なんと、その数日前の夜、私の代わりに馬の世話をしてくれた母は、男の子の霊が車まで母の背後にピッタリついてきたのを感じていたそうですが、無視して車に乗り込んだのだそうです。ところが、車に乗り込みエンジンをかけて外を見ると、その霊が窓越しに中を覗き込み、母をまっすぐ見ていたというのです!さすがの母もそれには驚き、即その場を離れたそうです。

 

母が言うには、これまでにその霊が道路の途中まで私の後をついてきたこともあったそうです。その話を聞いてとても怖くなりましたが、母が次にその霊の気配を感じたら、「私があなたの存在に気付いたことで、あなたが喜んでくれたことは良かったけど、ちょっと怖いの」と伝えるように教えてくれました。
その後、次にその男の子の霊を見かけた時に母が言った通りのことを伝えて以来、霊は遠くからそっと見ているだけになりました。

 

【ソース:Your Ghost Stories