アメリア・イアハート失踪の謎、99%解明か?

アメリア・イアハート失踪の謎、99%解明か?

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ある米国研究者により、数十年前世界一周飛行中に消息を絶った、アメリカ人女性飛行家アメリア・イアハートに関する長年の謎が99%解明されたかもしれない。

 

1937年、アメリカ人女性飛行家アメリア・イアハートは世界一周飛行中に消息を絶った。イアハートとナビゲーターのフレッド・ヌーナン、そして二人が乗っていた機体は今だ発見されておれず、彼らに何が起きたのか、その謎は今日にいたるまで多くの人心を掴んできた。

 

しかし、骨格生物学の専門家で米テネシー大学名誉教授のリチャード・ジャンツ博士はその謎を解明出来たと主張している。

 

1940年に、現在ニクマロロ島と呼ばれる太平洋の離島(本来イアハートが立ち寄るはずだった北太平洋にあるハウランド島から約640km南に位置する島)で人骨が発見された。
それらはフィジーに送られ、医師デービッド・ウィン・フッドレスにより調査・測定がされた。その後骨は行方が分からなくなっている。

 

 

今回の研究では、そのニクマロロ島で発見された骨の大きさの記録と、イアハートの骨格各部位のおおよその大きさを比較した。ジャンツ博士はイアハートの写真とそこに写る、現在でも測定可能な物の大きさを元に、イアハートの骨の寸法を推定し、フッドレス医師が測定した骨の寸法と比較したのだ。

 

まずイアハートが写る写真とそこに写り込む物の大きさから上腕骨と橈骨の長さを推定。
そしてイアハートが着用していたズボンの股下の長さと、彼女の身長から、脛骨の長さを推定することが出来た。

 

それをニクマロロ島で発見された3つの人骨と比較した結果、イアハートの各部位の測定値と骨の大きさはほぼ一致し、無作為の人物が偶然これ程イアハートの骨の測定値と似通っているとは考え難いとの結論に達した。

 

ニクマロロで発見された骨と、2,776名の他の人間の骨との比較分析をした結果、イアハートよりも寸法が一致する骨は17名、うち女性はたった2名だった。
「彼女が最も寸法的に一致する人物ではないとしても、それが全くもって不適合ということにはなりません。我々にも、そしてフッドレス医師にも寸法エラーがある可能性があるからです。」とジャンツ博士は言う。

 

そして、科学的見解から、これらの骨の持ち主は99%アメリア・イアハートだといえると結論付けた。

 

実は、アメリア・イアハートがニクマロロ島に墜落したと考えているのはジャンツ博士だけではない。The International Group for Historic Aircraft Recovery(TIGHAR)という団体は1980年代から、彼女がニクマロロ島に墜落した説を調査している。

 

事務局長のリチャード・ギレスピー氏は、イアハートがこの島に墜落して漂流者として生活し、その後死亡した説を支持する証拠として、ニクマロロ島で発見した遺物を挙げている。
「我々は29年にも渡り調査を続け、イアハートはこの島に墜落し、この島で亡くなったことを裏付ける膨大な証拠を発見したのです。」とギレスピ―氏は言う。

 

「そこには本当に数多くの証拠が残され、それら全てが同じ結論を示している。逆に、失踪に何か他の理由があるという証拠は何もないのです。」

 

島には、1930年代当時のアメリカ人女性を物語る遺物が残されていたのだ。
それは、水銀が含まれていた痕跡のあるガラスの瓶。

 

 

実はこれが1930年代にアメリカで売られていた、Dr. CH Berry’sというブランドのそばかす用クリームの容器そっくりなのだ。当時このクリームには水銀が含まれていたという。

 

ギレスピ―氏は「彼女がこのそばかすクリームを使用していたかどうかは分かりません。しかし、彼女にはそばかすがありましたし、彼女は自身のそばかすを嫌っていました。」と語る。

 

「そしてこの島に、そんなクリームが入っていた瓶が転がっていた。なぜこの瓶がこの島にあったのか、イアハートがここに墜落した以外に説明がつきません。」

 

TIGHARは更に、機体に積み込まれた荷物目録に記載された物と同じタイプのポケットナイフを発見している。
「我々は彼女が似たようなナイフを持っていたことを知っています。発見された物は叩き壊されています。多分ナイフの刃を取り出す為に石で叩き壊したのでしょう。」

 

 

「もし漂流して、槍が必要となれば、刃が必要になり、ナイフの柄から外さなければ使い物にならなかったでしょう。漂流した人間の行動としてはつじつまが合います。」

 

ギレスピ―氏はイアハートは島で亡くなるまで数週間、または数ヶ月は生き延びたのではないかと考えている。
「イアハートは喉の渇き、または飢えで亡くなったのかもしれません。食糧が与えるカロリーよりも、食料を得るために消費するカロリーの方が多いというのは往々にしてあることです。」

 

「また、この場所はサンゴ環礁であるため、万が一サンゴ礁の上に落ちた場合(容易にあり得ること)、感染症を発症する可能性があり、抗生物質がなければ最終的には敗血症で亡くなります。」

 

【ソース:DAILY STAR