世界の心霊体験シリーズ8「こっくりさんの暴走」-アメリカ

世界の心霊体験シリーズ8「こっくりさんの暴走」-アメリカ

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【By:Slewis88:アメリカ】
きっかけは友人2人と私の3人でウィジャボード(こっくりさん)で遊んだことでした。最初に出てきた霊は、4回結婚し、そのうち3人のご主人を殺害したと過去に聞いていた私の遠い親戚を名乗る人物でした。私が気分を害し遊ぶのを辞めると、今度は友人の父親だと名乗り始めました。

 

しかし、友人がその霊に鎌をかけ質問に正確に答えられていないことを指摘した途端、霊が暴走し私たちを罵りだしたのです。怖くなった私たちはウィジャボードを片づけました。ところがその部屋の中だけがなぜか焦げ臭いことに気付いたのです。思わずウィジャボードを外に投げ捨てると臭いは消えました。しかし、なぜか私はそれから何年にも渡り、その霊に付きまとわれることになったのです。

 

その霊はいなくなったかと思うと、数ヶ月後にはまた戻ってきました。今はもういないと思います。3度引っ越しをし、多くの祈りを捧げ、宣教師に家を祝福してもらい、悪魔研究者に家の浄化方法を教えてもらってやっと・・・。それまでは私も主人も家の中で霊を見たり、霊が息子の名前を耳元で囁いたりして、息子もとても怯えていました。今でも息子は一人で寝室には行けません。息子たちは毎晩聖書を間に置いて寝ています。

 

正直、主人は実際に自分の目で霊を見るまで私の言うことを信じていなかったかもしれません。しかし、主人も震え上がらせるような出来事があったのです。私は実はよく霊が家の廊下を行ったり来たりするのを見かけていました。ちらっと一瞬見える姿と足音。それは恐ろしいものでした。

 

ある晩、私がリビングで寝ていると主人が震えながらやってきて、私がバスルームにいたかと聞いてきました。私は行っていないと答えましたがなぜ主人がそんなことを聞くのかは分かっていました。何故なら・・・私もそれを見ていたからです。それは異常なほど大きいモノでした。身長は床から天井まであり、幅は廊下の幅一杯まであるのです。それが一晩中廊下を行ったり来たりしていました。

 

その後、長男が病にかかり、毎月の小児病院での予約診療、地元の医者の診察、救急救命センターへの搬送、さらに数多くの薬の服用、などで私自身が精神的に参ってしまいました。そこで悪魔研究者と連絡を取り家の浄化方法を教えてもらってから2日後。朝起きると家の空気が軽くなっていることに気付きました。息子の病が治ったわけではありませんでしたが、その日は家族全員がハッピーな気持ちで過ごせたのです。

 

ところがその晩のことです。私と主人はテレビを観ていてもう深夜になっていました。突然誰かが玄関のドアをノックしたのです。玄関に向かおうとした主人に、私は咄嗟に「誰もいないから出ないで!とにかく戻って座って!」と叫びました。玄関の向こうにいるのがあの霊だと瞬間的に分かりとてつもない恐怖に駆られたからです。数分後、何かが玄関ドアにあたる音がしました。わたし達は玄関ポーチが見える窓に行き外を確認すると、外のポーチ脇に置いてあったはずのほうきが、玄関の目の前に落ちていました。玄関をノックする現象はそれから3晩続きました。浄化したことにより追い出された霊が再び家の中に入り込もうとしていたのだと思います。

 

私が経験してきたことから、ウィジャボードでは遊ばないことを強くお勧めします。あれは「遊び」で済むものではありません。10代の女の子だった私たち3人がただの「怖い遊び」くらいに考えていたものに、私は結果的に8年間も憑りつかれることになったのです。今でも常にビクビクして生活しています。常に、何がそれを招いてしまったのか、次は何をされるのか考えてしまいます。一度巨大な影のようなモノが家中を歩き回るのを目撃し、家族にまで霊障が現れ始めたら、落ち着いた生活を取り戻すのは難しいのです。

 

【ソース:Your Ghost Stories

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