英国伝説アーサー王の出生地判明か!岩に刻まれた碑文が握る鍵

英国伝説アーサー王の出生地判明か!岩に刻まれた碑文が握る鍵

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伝説のアーサー王の出生地がイギリス南西端のコーンウォール郡である可能性が専門家らによる新たな発見によってでてきた。

 

伝説によれば、コーンウォール北部のティンタジェル城こそが5世紀終わりに誕生したと言われるアーサー王の出生地だという。しかし、これまでその証拠はほぼ皆無といっていいほどほんの僅かしかなかった。

 

今回コーンウォールで発見された古代の岩には、ラテン語の碑文、ギリシャ文字、キリスト教の象徴が刻まれており、7世紀に遡るものだという。

 

 

城の館長ウィン・スカット氏は発見について「1,300年前にこのコーンウォールの崖の上で誰かがラテン語のフレーズやキリスト教の象徴を使って書く練習をしていたと思うと、素晴らしいとしか言いようがありませんね」と語る。

 

「誰がこれを刻んだのか、そしてその理由についても我々には分かりませんが、一つ言えることは、7世紀当時すでティンタジェル城には原稿を書く技術を持った書記専門の人間が存在したということです。それだけでも非常に興奮する事実です。」

 

「進行中の研究により、ティンタジェル城の大きさや、この地で享受した生活の豊かさが既に明らかになっています。」

 

ここ最近の発見は、我々が当時ヨーロッパ大西洋側、地中海と強い繋がりをもった、教養あるクリスチャン社会が存在していたことを示す更なる一歩となります。」

 

この古代岩の発見により専門家たちはコーンウォールが遠く地中海まで続く貿易路と、王室の主要拠点として機能していたと考えている。

 

コーンウォール地方の歴史的遺跡を管理するナショナル・ヘリテージは、中世に遡る碑文が発見されるのは稀なことで、今回の1,300年前の彫板は非常に興味深いという。
理由から、専門家たちは益々この地が古代英国君主の拠点であった可能性が高いと信じている。

 

ナショナル・ヘリテージも、ティンタジェル城こそが初期英国王たちの王座があった場所だと考えており、世界の異なる場所への貿易リンクが存在したことなどから、この時期をコーンウォールの「最初の黄金時代」と称している。

 

ところが、この新発見に対してこの4月、英歴史家がアーサー王の伝説は真実であったという別の証拠を主張している。歴史家のエイドリアン・グラント氏は伝説の君主は475年頃に王国の首都バーウィック・イン・エルメットで誕したとしている。

 

6年間の研究の成果であるグラント氏の説は、アーサー王がコーンウェル郡ティンタジェル城で誕生したという伝説に異論を唱える。

 

アーサー王が実在したという証拠が出てきたようで、出生地が今だハッキリしないアーサー王伝説。果たして真実はどこにあるのか。今後の研究結果に期待しようではないか。

 

 

 

Daily Express