タトゥーとシリコンインプラントで夢だった本物のピエロになった男

タトゥーとシリコンインプラントで夢だった本物のピエロになった男

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ハリウッドに実在する「床屋のリッチー」は物心ついた頃からずっとピエロになりたかった。しかし、単にピエロのメイクたまにする、というようなレベルではなく、顔にタトゥーを入れ、髪を切り、シリコンインプラントをすることによりなんと「永遠のピエロ」になったのだ。

 

リッチーはピエロの全てを手に入れた。赤く大きな口、赤い鼻、大きく赤い眉、頭の両側にだけ生えた赤い髪、青い顔、特徴的な髭、そしてカラフルな道化師の衣装。たとえ衣装を脱いで、髪を普通に伸ばしたとしても、それ以外の特徴は全て永久的だ。口と鼻、そして青い顔を顔じゅうに描かれたメイクは全てタトゥー、そして独特の眉は皮下シリコンインプラントにより大きくなっている。彼は正に永遠の「リアル・ピエロ」なのだ。

 

 

「床屋のリッチー」という名前から容易に想像がつくように、彼の本業は床屋だ。しかし心の底では彼はずっとピエロだった。他人から言わせれば「取りつかれている」としか言いようがないがリッチーは子供の頃からピエロに夢中だった。ピエロを怖がるどころか、リッチーはピエロが繰り出す曲芸に驚き、当時ピエロに言われた言葉を今で覚えているという。『落ち込んでいる時は、ただ曲芸をすればいい』それ以来、彼はずっと本物のピエロになることを夢見てきた。

 

リッチーがピエロになりたいと大人になってから言い始めた時、周囲の人は冗談として捉えていた。しかし彼が夢を語れば語るほど、リッチーは「誰も理解してくれない」ことに気付いた。そして自分が本当になりたいものになるためにハリウッドに越したのだ。

 

 

とはいえ、殻を破り自分の中の「ピエロ」を表に出すことは容易なことではなかった。
当初人々は意味不明状態、彼が曲芸をするのを怪訝そうに眺め、更には「何やってんだよ?!床屋は曲芸なんかやらねぇんだよ!」あからさまに非難されることもあった。しかしそれでも彼は凹むことなく、彼が夢見てきた「ピエロ」であり続けたのだ。

 

彼は「ピエロ」として生きると決めたと同時に一輪車を手に入れ、器用に乗れるようになるまで練習し、その後曲芸を始め、顔にあらゆるタトゥーを入れ始めた。彼のピエロへのやむことのない執着と、顔のタトゥーはリッチーの人生を大きく変えた。たとえ彼女が出来てもそれが原因ですぐに振られた。それでも、彼は夢を叶えることを諦めなかったのだ。

 

そして、「床屋のリッチー」はピエロ愛をさらに加速、彼の家のクローゼットにはピエログッズと衣装、アクセサリーで一杯だ。またピエロへの情熱を仕事にも生かしている。彼がお客さんの髪を切る際、彼は紙吹雪を空中に撒き曲芸を始めたり、パーティハットをお客さんの頭に被せたりおどけて見せることがある。彼は常にピエロなのだ。ずっと夢見てきたように・・・。

 

 

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