見聞録1「庭に墜落したUFOと記憶の欠如」

見聞録1「庭に墜落したUFOと記憶の欠如」

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この驚くべき体験は、日本UFO調査・普及機構(OUR-J)主催のUFO写真展に来場した若い女性から直接聞いた話だ。彼女はUFOに特別関心があるわけではないが、これらの写真を見て、現実にUFOは存在するのですね、と前置きした上で、自分の体験談を聞いて欲しい、と切り出した。そして、出来ればこの内容について私の意見を聞きたいということだった。記憶を辿りながら説明する様子は、その本当に体験した人だけが持つ独自の迫力があった。その内容は私がそれまでこの日本では聞いたこともないような実に不可思議な体験談であったー。

 

田舎の空に現れた光

とある田舎で育った彼女は、幼い頃からおばあさんと一緒に住んでいた。その日はのどかな天気で、のんびりとおばあさんと一緒に縁側に座って過ごしていた。彼女がなんともなしに雲もない空を見ていると、青空の中に光が見える。それは明らかに飛行機などとは違う、光る物体であった。おばあさんにもそのことを伝えると、やがて見つけることができた。そしてしばらく2人でその光る物体を観察していたという…。ここまではよくあるUFOの目撃談だが、ここから物語は急展開する。

 

庭に墜落した謎の光!

その光る物体は、遠ざかるのではなく、音もなく2人の方にどんどん近づいてきた。2人が驚き見つめていると、やがて目の前の庭の端の方にある、植え込みの辺りにドーンッという衝撃と共に落ちたというのだ!「落ちた」ということが子供にも理解できたのは、その物体が庭の土にめり込んだ様子が縁側からも確認できたからだ。その大きさは、土の盛り上がりの様子からも巨大なものではないようだ。物体は爆発したわけでもなく、辺りは静かなままだったため、自然な流れとして、2人はその物体を間近に見にいくことにした。しかし、ここでまた物語は急展開する。

 

突然、途切れた記憶

縁側から物体が墜落した庭の先まではほんの数メートル。サンダルを履き、物体の正体を確かめようと歩きはじめた2人。しかし…その途中から彼女の記憶はプッツリと途切れた。どれくらい経ったのだろうか。目覚めると、そこは縁側だった。確かに途中まで歩いて行ったはずなのに…。起き上がると、おばあさんはどこかへ行ったようで見当たらなかった。彼女は先ほど起こった事をすぐに思い出し、物体を確かめるために1人庭先に向かった。今度は途中で記憶が途切れるようなことはなく、いざ物体がめり込んだ部分を覗き込んだ。すると、不思議なことに物体はどこにもなかったという!ただそこには「物体」がめり込んだ痕跡だけが残っていたのだ。

 

さらに不思議な事実が判明

墜落した物体の真の姿はどんなものだったのか? そして、その物体は一体どこに行ってしまったのか? それを解く鍵はやはり目撃者の2人の記憶しかいない。しかし、追い討ちをかけるように、別な2つの事実が判明した。それは、おばあさんの記憶が無くなっていたことだ。事件直後に彼女が質問しても、光が飛んでいたことも、彼女と一緒に見たことも、光る物体が庭に墜落したことも、事件に関する一連の記憶が全く無くなっていたのだ!これにはさすがに幼い彼女も驚いたが、嘘をついている様子は全くなかったという。もう1つは、時間の謎だ。というのも、一連の体験は昼過ぎの出来事だったのに、彼女が目覚めた時にはすでに夕方近くになっていたのだ。結局、その間の記憶もないために物体が墜落後にどうなったのかは、誰にもわからないままなのだ。

 

珍しい複合的な遭遇事件

このケースの特徴は、なんといっても物体の墜落だろう。そこに絡んでくるのが、体験者の記憶障害と時間喪失感。この2つは異星人による誘拐事件(アブダクション・ケース)によく見られる特徴だ。日本にもこんな事例があったのか、という驚きは今でも忘れられない。しかし、おばあさんが他界した今、2人は何に遭遇し、失われた数時間の間にどんな体験をしたのか、その真の回答はもはや彼女本人の記憶の中だけにある…。

 

 

日本UFO調査・普及機構
代表 加藤純一
公式ホームページ
講演のご依頼などはTwitterで@UFO_Jun
電子書籍「UFO?飛翔体 遭遇とその軌跡」

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