見聞録15 異星人の姿④ 謎の金星人たちPart-2 地球に移住した金星人!その実態

見聞録15 異星人の姿④ 謎の金星人たちPart-2 地球に移住した金星人!その実態

with コメントはまだありません

金星人は地球人と変わらぬ姿だった

1952年のジョージ・アダムスキーと金星人の会見以降、1960年代までは異星人といえば「金星人」がその代表格であった。単語として「金星人」と引っ括めて呼んでも、当時の会見録などを紐解くと意外にもその詳細は異なる。よく金星人は男女ともに容姿端麗、美しいなどと表現されることもあり、勝手に白人のようなイメージを持ってしまいがちだが、実際はそれだけではない。インド人のように肌の色が浅黒いというタイプもいて一様ではないようだ。また、目の色も様々で灰緑色や金色、黒などがある。背丈は地球人と同様だが、一部には身長120cmほどのタイプもいた。ただしここで重要なのは、金星人は地球人と変わらぬ姿、つまり「人間タイプ」であることだ。現代ではテレビなどの影響もあり異星人の姿は「グレイタイプ」とイメージしてしまう人も多いかもしれないが、UFOが出現して世界的にブームになった1950~1960年代は異星人=人間タイプだったのだ。また、金星人に限らず火星人、土星人などの太陽系人たちも全て人間と同じ容姿だったことも留意しておくべき点だ。

 

リー・クランダルがコンタクトした金星人ボッコの手には指紋がなかったという!

 

金星人がカリフォルニアに入植していた?

ところがこの「人間タイプ」というのが厄介で、地球人と同じような姿のため、その証明が難しいと当時から指摘されていた。金星人たちは地球人と見分けがつかない姿をうまく利用してこの地球上で自由に活動していたとも言われている。その実態についてはこれまで紹介してきたコンタクティたちが同じように証言しているのも興味深い。前回写真で紹介した俳優のような金星人「ボッコ」とコンタクトしたリー・クランダルによると1954年にはすでに一千人もの金星人が南カリフォルニア全域に散らばって様々な職業に就いて活動していると証言した。さらに金星人の目的を明らかにしつつ、「侵略ではない」とクランダルは続ける。この「侵略ではない」という言葉の裏には権威者側からの恐れを和らげる意図が垣間見える。身元が不明な人間たちが急に一千人も増え、またその正体が金星人だと判明すれば「侵略」だと思われても仕方ない。こうした情報が妄想なのか、事実なのかはここでは置くとして、実際に異様な集団が突然入居し、職業に就いて、平和に関わる何らかの具体的な活動をしていたら…1つの大きなムーブメントや、ある種の混乱が起こったかもしれないが、実際にUFO史を見ても南カリフォルニア発でこうした金星人による具体的な活動の形跡は記録されていない。

 

金星人移住説を主張するコンタクティたち

しかし、こうした「金星人移住説」はクランダルだけが唱えていたわけではない。有名なところではやはりアダムスキーも同様の主張をしているし、アダムスキーと金星人のコンタクトの一部始終を目撃し、その証人となったジョージ・ハント・ウィリアムスンはクランダルよりもっと衝撃的な説を紹介している。それは「私たちの仲間で地球に住んでいる者は沢山います。その数はおよそ一千万人」と一桁上回る数の異星人がすでに地球に住んでいることを宇宙人から聞いたというのだ。しかもそのうち600万人はアメリカ国内にいるというから驚きだ。その中には金星人も多く存在していたのだろうか?また、南アフリカの女性コンタクティのエリザベス・クレーラとコンタクトした金星人も「我々のうちの多くの人達はあなた方の中に混じって生活し、地球人について詳しく学んでいる」ことを明かしている。この金星人たちも南アフリカだけでなく世界中に住んでいたようだ。

 

ハワード・メンジャーが撮影した円盤はアダムスキーの金星の観測機にそっくりだ

 

沖縄にも住んでいた!?異星人

金星人や火星人、土星人とコンタクトしていたハワード・メンジャーは第二次世界大戦中に3回目のコンタクトを沖縄で体験した。この時、男性の異星人と会見したが、ここで明かされたのが、異星人たちが沖縄に沢山いるという情報だった。太平洋戦争末期には壮絶な沖縄戦があったが、この時すでに沖縄に住んでいた異星人たちはどうなったのだろうか? 円盤に乗って先に避難したのだろうか?…こうしてコンタクティたちの主張を調べていくと「金星人移住説」は特定のコンタクティの主張ではないことがわかる。その入植の人数や時期などはそれぞれ異なるが、信じ難い説が当時受け入れられていた背景はなんと言っても金星人をはじめとする異星人たちが「人間と変わらない姿」だったからだろう。最後に指摘しておきたい点がある。それはどのコンタクティも皆別々な金星人とコンタクトしていたことだ。当時これだけの金星人が地球人に関わっていても、あのコンタクティと同じ金星人と会いましたという証言が一件もないのは実に不思議だ。この点についてはコンタクティそれぞれが「我こそは金星人から選ばれた地球の代表者」という認識を持っていたためと思われる。そして最大の謎は金星人たちの「目的」である。(Part-3へ続く)

 

参考文献
UFO Report Japan Vol.7(2001)日本UFO調査・普及機構
空飛ぶ円盤ニュース(1958、1959、1960)CBA刊

 

日本UFO調査・普及機構
代表 加藤純一
公式ホームページ
講演のご依頼などはTwitterで@UFO_Jun
電子書籍「UFO-飛翔体 遭遇とその軌跡」