世界の心霊体験シリーズ2 「私は家に一人じゃない」

世界の心霊体験シリーズ2 「私は家に一人じゃない」

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【By: Brody:イギリス】
最近、新しく家を買い引っ越してきた私と母。しかし、この家に住んでいるのはどうやら私たちだけではなさそうです。
私は今まで怪奇現象や超常現象には懐疑的で無関心だったのですが、この家に引っ越してきて以来起きた事から、今はこの家が憑りつかれているとはっきり言えます。

 

引っ越してきた日の晩、母は夜仕事に出なければなりませんでした。古い家だったので床の軋みや、奇妙な音がしても「古いしね」程度にしか考えていませんでした。まだWi-Fiもテレビも設置していなかったのですることがなく、仕方なく一人で荷解きを始めることにしたのです。リビングには暖炉の両サイドに備え付けの本棚があり、そこに本を入れようと、左側の本棚に4・5冊本を入れたところで喉が渇いたので台所に紅茶を入れに行きました。リビングに戻ると、なぜか本は左側から右側の棚に移っていました。奇妙だとは思いましたがあまり気に留めませんでした。

 

ところが・・・先ほど入れた紅茶を冷ますために部屋の角の床に置いていたのですが、いざ飲もうとすると半分ほど減っていたのです。次に、ゴミ出しをしに外に出て戻ろうとすると、私の寝室の電気が点いているのが見えました。電気を消すために2階に上がると・・・電気は点いていませんでした。私は侵入者が居ないか家中を確認し、玄関と窓をしっかり施錠してベッドに入ることにしました。

 

普段、母は仕事から帰ってくると私が起きているか部屋を確認しに来ます。私はDVDプレイヤーを見つけたのでテレビと接続し、ベッドに入りながら映画を見ていました。すると、部屋のドアが開く音がし、足音が聞こえました。そして誰かがベッドに座り、私に腕を回すとベッドの中に入ってくるのを感じました。私は当たり前のようにそれが母だと思い反対を向いて話しかけようとすると・・・誰もいなかったのです。母もまだ帰宅していませんでした。

 

次から次へと奇妙なことは続きました。例えば夜階下でお湯を沸かす音がしたかと思うと、翌朝私たちが使っていないティーカップが台所シンクに置いてあったり。勝手にテレビが付いて、私たちが見ていないDVDが最後まで再生されていたり。
それでもまだ、私の中に幽霊という考えはありませんでした。

 

先週、テレビの前でくつろいでいた時のことです。おやつが食べたくなったので台所に行くと、驚くことに若い男性が冷蔵庫の中を覗いていたのです!私が「人の家で何をしているんですか!」と聞くと男性は謝り、外へと走り去っていきました。しかし、後を追い外に出るとどこにもいませんでした。当然、警察を呼び事情を説明しましたが、特に盗まれているものはありませんでした。
翌日、用事があり外出をした私たちは村の店で何か食べて帰ることにしました。小さな村ですから、新顔の私たちは目立つようで、ある老夫婦が話しかけてきました。

 

私たちはどの家に越してきたかは話しましたが、家で起きているおかしな現象のことや台所で見た男性のことは話しませんでした。老夫婦はこの村で生まれ育った80代くらいの人で、私たちが住む家の歴史について語り始めました。元々の家の持ち主は火事で亡くなっていること、出産中に亡くなった女性なども含めて数名の人が同じ家で亡くなっていることなど。家に戻ると、前の住人だったという女性が、女性宛てに送られてきている郵便物がないか確認するため私たちを待っていました。私たちは彼女を家に招き入れ、色々話しました。女性は、この家で息子さんが自殺をしてしまったために、引っ越したと語り始めました。

 

次の瞬間、私の今までの価値観を覆すようなことが起こりました。彼女はおもむろに携帯を取り出し、亡くなった息子さんの写真を私たちに見せてくれました。その顔は、忘れるはずもない・・・あの、台所で私が遭遇した若い男性の顔そのものだったのです。女性は、この家に住んでいた当時、やはり様々な怪奇現象を体験していたことも打ち明けてくれました。

 

変だと思うかもしれませんが、その後私はこの家の歴史について村中はもちろん、市役所にも確認しました。その結果、この家ではやはり複数の人が亡くなっていました。きっとその人達の霊が、何か理由があってここに留まっているのだと今は思っています。しかも、今のところ彼らに私たちを傷つけるつもりはないようで、いつの間にか物が勝手に動くことも、奇妙な現象にも慣れてしまいました。今や、家に一人でいる時、少なくとも何かが居るので一人きりではないことに安心感すら覚えます。眠ろうとしている時にたまに誰かに抱きしめられることさえ、今は心地よく感じています。

 

【ソース:Your Ghost Stories

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