見聞録31 UFOの形状と私のUFO体験~その⑦~最新の撮影機材なら誰にでも撮影できる?

見聞録31 UFOの形状と私のUFO体験~その⑦~最新の撮影機材なら誰にでも撮影できる?

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夜の東京都江戸川区を飛翔する発光体

この「UFOの形状と私のUFO体験」は過去から現在にかけての私個人のUFO遭遇体験を紹介していくシリーズだ。その過去のUFO写真や映像を見ていて気が付いたのは、やはりカメラというのは時代が変わろうともその価値は大きいということだ。特にフィルムのカメラは今も昔もその品質、価値は変わらない。デジタルカメラについては初期の頃は画素数が低く、撮影しても拡大すると詳細が分からないなどの問題があったが、今ではそれも解消され、スマホに内蔵されているカメラでも十分な解像度、性能を有していると言えるだろう。一方でビデオカメラはどうだろうか。現在では気軽にスマホのカメラでUFOを撮影する私も今から20年以上も昔は8ミリビデオカメラで必死にUFOを追いかけていた。写真①は東京都江戸川区で夜間に撮影した映像の一部だ。見ての通り、発光体だということがかろうじて分かるくらいの性能である。

 

写真① 
1995年1月5日(月)21時35分から40分の間に夜間の東京都江戸川区上空をゆっくりと飛ぶ円盤型の発光体を筆者が撮影した。津田篤孝と共に5分間にわたって目視しながら撮影、観察を続けた。多少潰れたような形状で全体が発光しているのが特徴的だった。夜間の飛行機やヘリコプターにあるような点滅も音もなかった。

 

 

1995年当時、筆者は有名なコンタクティ(異星人と友好的に交流する地球人)・アダムスキー支持団体の幹部だったため、UFOの目撃は主にそれらの活動の途中で起きていた。この年はアダムスキーゆかりのカリフォルニア州、そしてニューヨークと連続して海外遠征をしていたが、その両方の旅でビデオ撮影に成功している。しかし、見ての通りのクオリティであり、UFOだと断定するにはなかなか厳しいものがある。一方でビデオの良さと言えば、その不思議な動きや出現状況の確認などができることだ。ビデオのフォーマットや性能はともかくカメラとはまた違う価値があると言えるだろう。

 

1995年にもニューヨークで撮影していた!

当時を振り返ると、不思議なことに団体での活動の最中にタイミングよくUFOが出現していたことだ。信者にとっては自分の行動や活動が支持されているように感じ、ますますカメラやビデオでの撮影に力が入っていくし、実際に結果も得られた。そんな中で撮影に成功したのが同じ年の9月にニューヨークで白昼撮影した写真②だ。

 

写真②
1995年9月11日10時10分頃に出現したUFOを筆者が発見し撮影した球形の発行物体の一つ。編隊の一つは赤く光っていたのが印象的だった。撮影場所はアメリカ・ニューヨークのエンパイアステートビルの展望台。

 

 

記録によると筆者は一眼レフか何かのフィルムカメラでの撮影もしているようだが、手元に残っていない。この旅行ではそれまでの出現とは異なる特徴が3つあった。

①球形の物体が3~4機の編隊で出現した
②棒状(葉巻型)の物体も出現した
③球形の物体の一つが赤く発光した

 

残念ながら、これら3つの特徴を誰にでもわかるように映像やカメラに収めることは出来なかったが、同行した仲間たちがそれぞれ目撃した様子を機関紙のなかで詳細に証言している。しかもこれらの出現は二日間にわたっていたこともあり、20年以上経った今、当時を思い起こしてみても実に不思議な旅行だったと言える。そして、この目撃から21年経ってから同じニューヨークのマンハッタンで筆者がレモン色の球形UFOを撮影したことを照らし合わせると、筆者の人生は本当に不思議なものだと感じる。そして、ここでまた一つわかるのは、少なくとも1995年以降、UFOは継続して私の頭上に現れているという事実だ。

 

20年経ってもUFOは現れる!

そして当時と今を、UFOを軸に比較してみると面白い。まず今回の主題の映像だが、前回ご紹介したレモン色の球形UFOは機体に何かの模様が見えるほどのクオリティで写っていた。しかし、1995年当時の写真①②では物体の外見がわかる程度でしかない。これは撮影機材の性能が著しく向上しているからだろう。決して筆者の撮影技術や特別な能力などは一切関係ない。

 

写真③
2016年に筆者と妻、そして現地のUFO研究家ピーター・ロビンス氏の三人が自由の女神を臨むマンハッタン最南端ロウアーマンハッタン地区のバッテリーパークで同時に目撃したレモン色の球形UFO。筆者撮影。

 

 

誰にでもUFOは撮影できる!

もう一つの比較は当時アダムスキーの熱烈な信者だったことだ。確かにUFOは活動の最中に出現したが、今はアダムスキーを否定し、客観的にコンタクティたちの主張を整理している。それでも変わらず20年以上も私の頭上にUFOが現れているという事実を客観的に考えると、UFO側は「誰かの説」を支持して出現しているわけではない、ということだと思うのだがどうだろうか。さて、この比較から言えるのは、UFOの撮影はタイミングさえ合えば誰にでも可能で、現代の最新機器ならばかなり詳細なディテールも狙えるということだ。それは筆者の事例を見れば歴然だ。また、信じる者や熱心な研究者だけが撮影できるということもない。正体は分からないが現実に空を飛んでいる物体だから、誰にでも目撃できるし、機材さえ持っていれば撮影することもできるのだ。

(このシリーズ終了。以下、次号)

 

写真④
筆者の体験談と活動記録が掲載されている「UFO Conctactee」

 

 

参考文献
「UFO Conctactee」(1995 WINTER、1995 SUMMER)日本GAP
日本UFO調査・普及機構
代表 加藤純一
公式ホームページ
講演のご依頼などはTwitterで@UFO_Jun
電子書籍「UFO-飛翔体 遭遇とその軌跡」

 

【過去の記事】
 見聞録30
 見聞録29
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