見聞録12「異星人の言語とは①」

見聞録12「異星人の言語とは①」

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英語で話しかける異星人たち

今から65年もの昔、1952年11月20日に米・カリフォルニア州の砂漠地帯でジョージ・アダムスキーというアメリカ人が金星人と会見した。その物語が翌年出版されると、アメリカ以外でも「私も異星人とコンタクトした!」という声が上がり、いわゆるコンタクトブームが世界中で巻き起こった。このコンタクトの始祖ともいうべきアダムスキーのコンタクトストーリー「Flying Saucers Have Landed」では、金星人とのコミュニケーション方法が記されており、驚くことにボディランゲージとテレパシーを駆使したとある。この手法はお互いの言語が解らないという前提で読むと、もっともらしく聞こえるが、二冊目になるとコミュニケーション手段が英語になっている。それは異星人たちが短期間で英語を習得して流暢に話せるようになったからだという。アダムスキーが信頼できる地球人かどうかを長い間監視していたという異星人たちだが、だとすればなぜ最初のコンタクトで英語を使わなかったのかが大きな疑問だ。いずれにせよ以後、アダムスキーと異星人(複数)との間で普通に話されていたのがこの英語だったのだから驚きだ。

 

 

異星人たち何故そんなにも英語が上手なのか?

1952年のアダムスキーのコンタクト以前にすでに異星人たちに出会っていたと主張するコンタクティたちも存在するが、やはり同様に英語での会話である。じつにアダムスキーと金星人のコンタクトから遡ること20年も前の1932年に異星人の婦人に出会ったと主張するアメリカ人のハワード・メンジャーは、成人した後の戦時中にも異星人と出会い、会話しているが(なんと米軍で勤務していた!)、やはり英語で会話している。また、1950年には異星人の姿は見ていないが、宇宙船に搭乗し、ニューメキシコ州からニューヨーク州まで飛行したというアメリカ人技師ダニエル・フライも英語で語りかけられた。着陸してきた空飛ぶ円盤に近づくと「キビキビした声がひびいた」とある。その後の宇宙船内部での質疑応答も全て英語である。さらに、アダムスキー以後だが、南アフリカの女性コンタクティ、エリザベス・クラーラも初期の体験談では「アクセント一つなく非の打ち所がない英語で」と会話の内容を紹介している。

 

 

メッセージを伝えるために適切な?英語

この他にも金星人や火星人、土星人に会った、会話したという話はアダムスキー以後、世界中で報告されているが、どれも英語で語りかけられるのが基本になっている。それはコンタクティたちの主張を読めばわかるが、異星人たちは単に会いに来た訳ではなく、地球人にメッセージを伝えるためであるからだ。異星人たちの当時の主なメッセージは、核廃絶、戦争反対、といったスローガンであり、それをコンタクティたちが理解し、我々に伝える際に重要だったのが、英語だったわけだ。いきなり宇宙語のようなもので語りかけられれば、その重要な反戦メッセージは理解されないままで終わっただろう。異星人が現れたのは戦後の米ソの対立に伴う冷戦に突入していく時期に符合する。異星人の言葉を借りなくても世界中では反戦、反核の雰囲気に包まれていたことは歴史が証明している。しかし、UFOの世界でも反戦、反核の狼煙を上げなければならない。その時、異星人たち(もしかしたらコンタクティたち)が利用したのが他でもない、英語だったのだ。現代から見れば、多くの異星人たちが「英語が流暢だった」という話は冗談みたいに聞こえるが、当時最も影響力が強かったアダムスキーが著書の中で何となく説得ある解説をすると、誰も疑問を抱かなくなってしまったようだ。それは英語を使ったことよりも人類へのメッセージの方が、インパクトが強かったからだ。

 

アイヌ語に似ている太陽語?

一方で異星人たちの言語を解読したと主張する人々も少数ながら存在していた。その筆頭がアダムスキーと金星人のコンタクトの一部始終を目撃していたというジョージ・ハント・ウィリアムスンだ。彼は「宇宙交信機」なるもので惑星間のコミュニケーションを図れると主張していた人物で、火星、土星、金星、木星、また空飛ぶ円盤と交信し、その内容はテープレコーダーに記録していたという。宇宙交信機はクリスタルマイクの音声がプリ・アンプ、アンプを通して大型望遠鏡に取り付けられており、モールス符号と肉声で交信できるという…。そして彼は「太陽語=Solex Mal(ソレックス・マル)」という言語を異星人たちが使用しているとして、その著書「Other Tongue-Other Flesh」で紹介していた。そして驚くべきことに、その言語はアイヌ語に似ているというのだ!その太陽語やその他の異星人の言語とは一体どんなものなのか、次回は様々な単語を紹介しつつ、その意味や背景を紹介していく。以下次号。

 

 

参考文献
空飛ぶ円盤ニュース(1958、1959、1960)CBA刊
ジョージ・ハント・ウィリアムスン特別記念講演パンフレット(1961)CBA刊

 

日本UFO調査・普及機構
代表 加藤純一
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電子書籍「UFO?飛翔体 遭遇とその軌跡」